セールスの電話というのは「鬱陶しい」と思う人が多いと思います。
私も、セールスマンからかかってくる電話などが鬱陶しくて仕方がありません。
「もしもし、○○様のお宅でしょうか？」決まってこの文句から始まり、「はい」と答えようものならここぞとばかりに自社商品をおすすめしてきます。
でも、どれだけおすすめされても、電話だからよくわかりません。商品の良いところや悪いところなんかが見えにくいんです。
「うちのハンドクリーム、良い素材で出来ていて肌にもいいんですよ」なんて言われても、実際に見たり、サンプラーで試していないのに分かりっこないんです。
だから私は、セールスの電話が嫌いです。まあ、好きだって人はいないと思いますが。
同時に、「営業するならどうして直接訪問しないのだろう」と思うのです。直接目で見て、手に取れば商品の良さだって電話よりはわかりやすいはずです。
訪問販売というと、最近は嫌なイメージが定着してきているから難しいかもしれませんが。
そう思っていた時期が、私にもありました。訪問販売の方が電話口のセールスよりはいいだろうと、思っていた時期が、ありました。
でもやっぱり、どっちもどっちです。どっちも消費者にしたらやっかいなものだと、実際に訪問販売を受けて、思い知らされました。
ある日のこと、私の家にセールスマンがやってきました。その時持ち込まれた商品は、ハンドクリームや洗剤などではなく、太陽光発電システムでした。
私は太陽光発電システムに興味がありました。だから、私はセールスマンの話を真剣に聞いていました。同時に、「太陽光発電システムにも訪問販売があるんだ」と思いました。
あまりイメージがなかったので、新鮮でした。
確かに電話口でのセールスよりは分かりやすいなあと、その時は思いました。
太陽光発電に興味が有り、導入を考えていた私。そんな私に契約させようと向こうも必死です。
その必死さや、商品のアピールポイントが気に入って、私は太陽光発電システムを購入しました。
これで我が家にも自家発電の時代がやってきたんだ。そう思って、太陽光発電システム導入のその日を心待ちにしていました。
そしてやってきた太陽光発電システム導入の日。屋根の上に取り付けられたソーラーパネルを見て、家族一同心が躍ったのを覚えています。ああ、いい買い物をしたなあと。
それから数日後、私たちは、自分らがあまりにも太陽光発電システムのことを知らないなということに気がつきました。
導入を急ぎすぎた。そんな気がしてなりませんでした。実際、何年で元が取れるのか。この商品はほかの商品と比べてどれくらい効率が良いのか。
そんなことが一切わかりません。漠然とした「いいなあ」という気持ちで契約してしまったんです。
「しまった」と私たちは思いました。同時に、取り消せないだろうかとも思いました。
私たちはすぐにインターネットで調べました。太陽光発電システムの訪問販売の契約は取り消せるのだろうか。クーリングオフできるのかどうか。
結果、私たちはクーリング・オフができるということがわかりました。
そして、サイトを頼りにしてクーリングオフが成立しました。
早く気がついたからクーリングオフが出来たものの、気づくのに遅れたらクーリングオフ出来なかったのだと思うと、ひやっとします。
やっぱり、セールスだと盲目的になってしまいますね。
http://xn--kckjd3m1d6b3cu400bw2obf3esuzdjib.com/
同じような人のためにURLを貼っておきます。
クーリングオフ、できるといいですね。