問題Q12

 

白番(54手目)。次の一手はどこでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヒント

 

 

見合いにして左辺の確保を目指す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 解答A12

 

 

白a7が正解です。

a2とa8の空きマスを見合いにして、

左辺の確保を目指します。

 

 

 

 

 

 

 解説

 

白a7でa2とa8の空きマスを見合いにします。

黒a8→白a2と進んで以下の局面になれば

白は左辺を確保できるため、白は十分です。

 

 

白a7に対しての黒の最善は黒g8です。

以下白a2→黒a8と進んで以下の局面になれば、

黒は左辺を取ることには成功しましたが、

 

 

白g1→黒パス→白h8→黒パス→白h2の

白の3連打で、白の2石勝ちとなります。

 

 

 

 

 

 

 問題Q11

 

黒番(55手目)。3手示してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヒント

 

 

どこの行、どこの列の石を確保しに行くべきか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 解答A11

 

 

黒b7→白a8→黒b1が正解です。

黒b1でg6の石を黒石にひっくり返して、

G列を確定させます。

 

 

 

 

 

 

 解説

 

黒b7→白a8→黒b1の時にg6の石を黒石にひっくり返します。

以下、白a1→黒h2→白g1の時に

G列の石が返りません。

 

左上の空きマスを黒b1→白a1と処理するのであれば、

左下の空きマスには黒b7→白a8と打つべきでしょう。

よって正解手順の通りとなります。

 

 

以下の白の最善は白h2→黒g1→白a1で黒の2石勝ちです。

 

 

失敗手順も見ていきましょう。

初手黒a8と打った場合は、

黒a8→白b7→黒a1→白b1と進み以下の局面になります。

 

 

黒h2→白g1の時にg列の石の多くが白石になってしまいます。

黒は一杯石を確保できているように見えますが、

偶数理論の力で引き分けとなってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 問題Q10

 

黒番(49手目)。3手示してください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヒント

 

 

ホワイトラインを守り切りたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 解答A10

 

 

黒b8→白a8→黒a6が正解です。

ホワイトラインを白は切ることができず、

h1、h5、h8の3マス空きが残って

白h5→黒h1となるのを白は防ぐことができません。

 

 

 

 

 

 

 解説

 

問題図でb2-g7のホワイトラインを白に切られてしまい

白がh8に打てるようになると

白h5→黒h1→白h8で右側を処理されて、偶数理論に嵌まってしまい

黒は勝てなくなります。

ホワイトラインを守る手が正解となります。

 

 

正解手順の黒b8→白a8→黒a6と進むと

白はホワイトラインを切ることができません。

 

 

これ以降は白a4→黒b7→白a2→黒a1→白a5→黒a7として

左辺を少しとるのが白の精一杯の抵抗となります。

 

 

 

 

しかし、h1、h5、h8の3マス空きが残って

白h5→黒h1を白は防ぐことができず、黒の勝ちとなります。

 

 

失敗手順もみてみましょう。

初手黒a6は無難に見えますが、

白b7と強引にブラックラインを通されると

黒a5→白a4とラインを切りあうような大混戦になってしまいます。

 

 
また、初手黒h5と潰してしまうのは、白h8と右下隅をとられて
白の確定石が多くなるため、苦しい展開です。
 
 
白にa1を打たれてしまうと、上辺、右辺、下辺、ホワイトライン
確定石が多すぎて、黒は勝てません。
どうしても正解手順に劣ります。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 問題Q9

 

黒番(49手目)。次の一手はどこでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヒント

 

 

右上のブラックホールの被害をどう軽減するか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 解答A9

 

 

黒b1が正解となります。

黒b1→白a1→黒a2→白h1→黒h8→白h7→黒g8と進んで

2行とG列を黒で通して、白G2の被害を最小限にできます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 解説

 

正解手の黒b1に白a1と応じて

黒a2→白h1→黒h8→白h7→黒g8と進むと

以下の局面になります。

 

 

 

問題図での黒の右上の形はブラックホールと呼ばれる超悪形で

通常は白h1と隅を取られてh1→g2と白に連打されると黒が勝つことはできませんが、

この局面では2行とG列が黒で通っているため、白g2の被害がほとんど出ません。

そのため奇跡的に勝つことができます。

 

 

失敗手順も見ていきましょう。

初手は黒h7と打っても同じような形になって勝てるのではないか?

と思うかもしれません。実際に進めてみましょう。

 

 

黒h7→白h8→黒g8→白h1→黒a1→白b1→黒a2と進めて

以下の局面になります。

 

 

ここで白b7と打たれると、g7の石が白に変わってしまい、
g列を白に取られてしまうため、この手順では負けてしまいます。
 
 
また、問題図で黒b7→白a8→黒a7→白b8と進めて
B列を白で通すことで、黒b1で白を詰めてしまおうという考え方もありますが、
今回の場合は黒b1が打てません!
 
 

ここで、黒g8→白h8→黒b1(→白g2→黒a2)で白を詰めることが一応できますが

さすがに白の確定石が多すぎて勝てません。(白6石勝ち)

 

 

また、黒h7→白h8→黒g8→白h1→黒a1と進めて、

黒も石を多くひっくり返すことはできますが、

・左下の手止まりを白に打たれる

・ブラックホールを連打される。

・偶数理論に嵌まる

白に有利な状態が多すぎて黒の4石負けとなります。

 

 

 

 

 

 

 

 問題Q8

 

黒番(55手目)。次の一手はどこでしょうか?

(可能なら終局までの手順についても)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヒント

 

 

右下4マス空きのハイパー偶数の処理と、右辺をどうするか。

6マス空きだが紛れが多く読みにくい難問。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 解答A8

 

 

黒g8が正解で黒の2石勝ちとなります。

終局までの進行手順は白の応手で変わり、次の2通りです。

・黒g8→白f8→黒h2→白h1→黒パス→白h7→黒h8

・黒g8→白h8→黒h2→白h1→黒h7→白f8

 

 

 

 

 

 

 

 解説

 

正解手順の黒g8の後の白の応手は、白f8と白h8が考えられますが、

どちらも黒h2が最善となります。

 

まず、黒g8→白f8→黒h2と進む場合は以下の局面になります。

 

 

白h1のあと、右下がハイパー偶数のため、黒はパスとなります。

加えて白h7→黒h8と進む際に、

最後の黒h8で斜めのホワイトラインの石が多く取れるのが

黒にとって嬉しいです。

 

 

次に、黒g8→白h8→黒h2と進む場合は以下の局面になります。

 

 

この場合は白h1→黒h7と進んで右辺を黒が確保できます。

これが黒にとって嬉しいです。

 

 

次に失敗の紛れ手順も順番に見ていきましょう。

まず初手黒h1から見ていきましょう。

黒h1→白h2→黒g8→白h8→黒h7→白f8

と進むと思います。

 

 
黒g8に対して白f8と白が打つならば、右下2マス空きがハイパー偶数になります。
白h8と白が打つならば、黒h7と潜って右辺を黒がとることができます。
この進行は良くある進行であり、これで勝てることも多々あるため
黒h1を初手に選んだ人も多いと思われます。
ところが、この局面では残念ながら引き分けとなってしまいます。
 
 
次に初手黒h2の場合はどうでしょうか?
この場合も、黒h2→白h1→黒g8と進めて
やはり黒g8と打つのがよくある進行です。

 

 

ところがこの場合は白h7と打たれてしまうと、

右下はハイパー偶数にならないため、

この手順も、残念ながら引き分けとなります。

 

 

最後に黒h8の場合ですが、これには白h7と応じられます。

 

 

石を大量に返すことができるので何とかなりそうに思えるかもしれませんが、

偶数理論の力で白の勝ちとなります。

 

 

正解手順では

・黒g8でハイパー偶数を誘う

・黒h2でb1-g6のCラインを通して、白がh8の隅を取った際に

 h7のマスが黒の余裕手になる。

ところが黒にとって嬉しいポイントです。

 

 

 

 

 

 

 問題Q7

 

黒番(55手目)。次の一手はどこでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヒント

 

連打があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 解答A7

 

 

黒a2が正解です。

2行が黒1色になるため、最後は黒b1→黒b2の連打になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 解説

 

黒a2→白a3→黒d1→白a1と進むと

2行が黒一色になり、黒b1→黒b2の連打で黒4石勝ちとなります。

 

 

失敗手順も補足します。

初手黒d1も有力な手順で、この手を選択した方も多いと思います。

白パスになり、残り5マス空きに黒から着手できるため、

黒としては満足に思えます。

実際に黒b1→白a1と進めて以下の局面を考えましょう。

 

 
しかし黒b2→白a3→黒a2と進んで、終局図は残念ながら引き分けとなります。
正解手順と比較すると、白a3の際に返されるb4、c3、d3の石の影響が大きいですね。
 
 

 

 

 

 

 

 問題Q6

 

黒番(51手目)。次の一手はどこでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヒント

 

 

逆偶数理論は黒番の基本の1つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 解答A6

 

 

黒b2が正解です。

d2の石を黒石にして黒h6に着手できるようにします。

それからはh2の空きマスを最後まで温存して

白を逆偶数理論に嵌めて黒の6石勝ちです。

 

 

 

 

 

 

 

 解説

 

黒b2の後は、白a1→黒a8→白b8と進んで、

ここでd2の石が黒石なので黒h6に打つことができます。

逆偶数理論で黒の勝ちとなります。

 

 

失敗手順についても補足します。

初手黒a8→白b8→黒b2と進んでも順番が違うだけで、

同じような局面になって黒が勝てそうに見えるかもしれませんが、

これは上手くいきません。

 

 
黒b2の次に白a1と隅は取ってくれません。
白h6→黒g7→白h7と進むと、
左上の白の余裕手a1と右上の黒の余裕手h2が相殺してしまい、
白の偶数理論に嵌まってしまい失敗となります。
 

 

 

 

 

 問題Q5

 

黒番(53手目)。次の一手はどこでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヒント

 

 

偶数理論に嵌まってそうですが・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 解答A5

 

 

黒b2が正解です。

右下で黒の流星連打が成立して、偶数理論を回避できます。

 

 

 

 

 

 

 

 解説

 

黒b2に白a1と左上の隅をとってしまうと

右下を黒に連打されてしまうため、白はa1とは打たず、

黒b2→白b1で粘ろうとします。

 

 

しかし、ここで黒a2と打てば、白は最終的にa1の隅を取らざるを得ません。

 

 
これで、黒は右下を連打できるため、黒の勝ちとなります。
 

 

 

 

 

 問題Q4

 

白番(50手目)。次の一手はどこでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヒント

 

 

Cラインを使って左辺、上辺のウイング攻撃を防ぐ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 解答A4

 

 

白b8が手筋です。黒a8と隅を取らせてブラックラインを黒に通させることで、

57手目で黒g1のウイング攻めができなくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 解説

 

白b8→黒a8と黒に左下の隅を取られてしまいますが、

b6-f2のCラインが通っているため、黒はa7に打てません。

そのため、黒は左辺を押さえることができません。

 

 

この後は、白h7→黒h8→白h6→黒g7と進みます。

 

 

最初に白b8→黒a8と打ってブラックラインを黒で通した効果で、

ここで、白h1と隅を取った際に斜めが返らないので、

黒はg1に打てません。

そのため黒はしぶしぶb2に打つしかないので、白の10石勝ちです。

 

 

 

 

 

 問題Q3

 

白番(52手目)。次の一手はどこでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヒント

 

 

黒に打ちぬかれないように、

左上のハイパー偶数を黒に連打されないように注意する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 解答A3

 

 

白g7の先捨てが好手で、G列の白石を確保しつつ、

黒の左上の連打も阻止できます。

 

 

 

 

 

 解説

 

偶数理論で考えると白g2ですが、黒g7と打たれると

次の局面になります。

 

 

G列が黒に打ち抜かれて、真っ黒になってしまいました。

加えて、ここで白h8と隅を取る手には黒a1→黒a2の流星連打が待っています。

これでは白が足りなくなります。