
『冥王星~幽閉された光~ 其の二』
音楽で自然科学を追求するだっぷ☆の世界観が、童話でも登場します☆
天体シリーズの音楽と一緒にお楽しみください♪
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
冥王星~幽閉された光~
其の一はこちらです↓↓↓
http://ameblo.jp/dap-project69/entry-11013387606.html
カロンは光輝かないこの星に興味を持ちました。
より深い愛を知るために、冥王星で妖精たちと一緒に暮らすことにしました。
ある日、この世界はふたつの対(つい)で出来ていることを学びました。
『陽と陰』 『光と影』 『プラスとマイナス』 宇宙はその昔ゼロだったことも・・・
プルートは熱心なカロンに言いました。
『愛はエネルギーです。そして私たちは太陽の光のエネルギーを愛に変えているのです。
だからここで妖精が生まれてくるのです。』
カロンはやっと話かけてくれたプルートに聞きました。
『それは、どんな愛なんですか?』
『光はプラスのエネルギーです。だから感じることができるのです。
それをマイナスのエネルギーにして、感じることのできない愛に変えているのです。
この星には、色がありません。それは、光を吸収しているからです。
その代わりに、感じることのできない愛に満ちあふれています。』
カロンは考えました。
他の星の妖精たちに気付かれることなく光が届いていることをずっと見守ってくれている・・・
遠く、静かに・・・この世界のために・・・
土星で、輝く石を灼熱のガスの海から作ってきたカロンは、別の愛の形を知りました。
神様プルートは、愛を感じることができる生命体も作ろうとしていました。
それは、ずいぶんと長くかかるかも知れません。
カロンは、自分で何かできることがないか考えました。
そして、太陽系のふちにある暗くて冷たいガスを集めて、大きな岩石を作り始めました。
この大きな岩は巨大な星となり、冥王星の周りをまわり出しました。
土星で光輝く石を作る方法で、冥王星にもう一つの星を作りだしたのです。
冥王星はこの星に大きく引っ張られ、太陽系の軌道からななめに外れてしまいました。
しかし、より広い宇宙をまわることができるようになり、
多くの光を集めることができるようになったのです。
いつのまにか、カロンがいなくなりました。
プルートは、カロンが作った冥王星のもう一つの星に『カロン』と名付けました。
そして、カロンが去って行く前に、残した言葉を思い出しました。
『この世界はふたつの対(つい)で出来ています。』
プルートは、カロンがこのもう一つの星にいるに違いないと信じていました。
『完』
だっぷ☆の童話♪ その① 水星~水の妖精たち~ はこちらです↓↓↓
http://ameblo.jp/dap-project69/entry-11007045485.html
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『Pluto ~ the incarcerate lights ~ 』 冥王星 ~幽閉された光~
PVでは、冥界の愛を表現しています♪ それは、無意識の愛です♪