人間は、寿命の相場というものをなんとなく理解している。 


もちろん、事故や病気などで、短命で生涯を閉じる人もいれば、相場より長寿を全うする人もいるので、それぞれ個人差はある。 そこに不平等を感じることもある。  


でも、例えば人間が200年も生きると考える人はまずいないと思う。


事故もなく、健康な状態の場合、100才を越えれば長寿だとされるが、日本人の場合、男の平均寿命は81才くらいで、女は87才ということになってるらしい。


なのでその寿命を越えれば平均以上生きたことになるのだろう。


このように人間は過去の統計から、人間の大体の寿命を理解している。


限界もなんとなくわかっている。


 


だが、人間以外の動物はどうであろう。


動物たちは、自分の種族の寿命の相場など把握してないだろう。


せいぜい、臨終の時期は本能的にある程度わかるくらいではないか。


飼い猫などは、自身の死期が近くなると、姿を隠す場合はあるようだし。


自身の体が弱ってるのは、生き物としてのピンチでもあるので、弱った自分を守るために、自身の体を隠したいと思うのは本能でもあるのだろう。


人間の場合は自身の年齢から、自身の寿命に思いをめぐらすことはあると思う。それは人間の寿命の相場をある程度把握してるから。


例えば90歳の人間が、あと100年も生きるとは考えないだろうし。


 


動物は年老いて、自分が年老いたことや、身体機能の衰えを自覚するのだろうか。


自分はすっかり年老いてしまったと考えたりはするのだろうか。


本能的に悟ることはあっても、知識として知っているのだろうか。


 


まあ、そのへんは動物に聞いてみないとわからないし、もしくは自身が人間以外の種族の生き物になってみないとわからないことではある。


 


とりあえず、虫などは自分の死期など知らないだろうなとは思う。


自分が何才なのかという意識もないだろうし、死ぬ時は死ぬという意識もないまま、ある時突然死ぬのだろうか。


 


だが、1部の知能の高い生物は、自分の死期は本能的に感じるとは思う。


 


寿命の相場。そういうものを知識として知っていたほうが良いのか、あるいは知らないはうが良いのか。


それはどちらが良いのかは、一概には決められないのかもしれない。


 


ただ、知っていたほうが、何らかの準備はできるね。


心構え的にも。