直木賞受賞作である。普通の人の普通の生活しか描かれてないのに、結構ウルウルしてしまうところが凄い。
最近は日常生活の景色も、多少、向田さんが描くのとは変わってきてるかもしれないけど、僕らが小さかった頃の景色を思い出す。そんな小説だ。
昭和4年生まれだから、ウチのオヤジより年上の戦前の生まれだけど、ビックリしたのは、飛行機事故で亡くなったのが52歳でオフクロが亡くなった歳と同じだ。その時、オフクロは42歳で今の僕より若かったのかと思うと、それも不思議な感じがする。
飛行機事故といえば、日航機墜落事故で坂本九さんが亡くなった時、結構ショックだったのを覚えてるけど、あの時、向田さんの小説を読んでいたら、520人分の普通の人の日常生活が失われたんだと思って、衝撃の度合いがまた違ったんだろうなと思ってしまう。
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