あのころにもどりたい S1妖精連合第二話「赤く染まる三途」

2ターン目・妖精の泉

「博麗神社と命蓮寺が同盟を組んだみたいですよー」




「野良妖怪という名の壁がいるから問題ない。それよりこちらも動くぞ」

「私達と大妖精、一般妖精が召喚しまくって数で押すんでしょ？」

「一発で決めたいわね。中立一つ落とせないようじゃ閻魔様になんて絶対勝てないだろうし」

戦闘後




「だいーしょーり！」

「被害0、かつ何人かクラスチェンジしたか。あとは向こうの動き次第だが…」

3ターン目、三途の川

「四季様！彼岸が落とされました！」

「敵前逃亡の間違いでしょう…（ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ）」

「ひっ！？」

「とはいえ、今は内輪揉めをしている場合ではありません。後ろを妖精連合に押さえられ逃げることもできない状態…妖精連合に送った使者はどうなっていますか？」

「はっ！贈呈品は受け取ってもらえました。しかし…」

「わかっています…あくまで気休め、恐らくは…」

「た、大変です！妖精連合がこちらに軍を進めております！マスターのチルノ、他6名の士官全員が部隊を率い、更に遊撃部隊が4部隊分！」

「やはり受け取ったうえで攻めて来ましたか…全軍迎撃！…小町も今回は逃げる場所はないですよ」

「orz」

妖精連合
チルノ、大妖精、サニーミルク、スターサファイア、ルナチャイルド、リリーホワイト、リリーブラック
アークフェアリー：4、フェアリー：77
幻想郷裁判所
映姫、小町
精霊：94





「始まったか。まずは召喚の使い魔を前に出し必殺技を誘発させたいが…」

「いくらなんでもそんな見え見えの囮に釣られないって。ちゃんと本隊に当てさせてもらうよ」





「…だろうな。まあある程度の被害は仕方ない。が、引き撃ちに徹すれば」


「くっ…やはり抑えきれませんか…（ﾋﾟﾁｭｰﾝ）」






「勝ったは勝ったけど結構やられたね…あれ？ブラックは？」

「ブラックなら閻魔様達を引き込みに行きましたよー」


「今更何をしに来たというのです。私達はもう敗れ去ったのですよ」

「閻魔様に力を貸していただきたい」

「貴方達は異変に乗じて一旗起こそうとしている、秩序を守るものとしてそれに協力する訳にはいきません」

「では言い方を変えましょう。『チルノとその力を頼りにした光の三妖精が増長しないように見張っていただけないでしょうか』。この四人さえ大人しくしていれば今回の異変以上のことにはならないと思いますが」

「………わかりました、妖精軍団に下りましょう。しかし勘違いしないでいただきたい、見張る対象は三妖精や氷精ではなく貴方です。実際は貴方がその四人を動かしているのでしょう？」

「買い被り過ぎですよ」

「それと小町も連れて行きます。私がいない間にサボられては敵いませんので」







次回予告

幻想郷裁判所を下しあたいと四季様の引き入れに成功した妖精軍団！
しかし今度は白玉楼と隣接し予断は許さぬ状況だ！
彼女達は勝てるのか、そしてリリーブラックの真意は！？
次回！最強戦記チルノ第3話『そんな囮に釣られｸﾏｰ』！
見逃したら三途の魚に喰わせるよ！



























「…これでいいのかい？」（小町）
「はい、ありがとうございました」（大妖精）
「ところで三話にしてギャグ回っぽいタイトルなんだけど…」（小町）
「見ればだいたいわかると思います…」（大妖精）