イチロー選手の打撃がようやく上向いてきました。
メジャー17年目の今シーズンは開幕から全く当たりがでず、また、出
場機会も限られており、もしかすると、このまま復調することなく終わ
ってしまうのかと本気で心配したほどです。
ところが、6月1日のスタメンで3打数1安打1四球と久しぶりに1試
合で2度の出塁を果たすと、何かきっかけを掴んだのか、その後も代打でヒット、スタメンでヒットと当たりが出始めます。
そして、6月12日のパイレーツ戦にスタメン出場すると、第3打席、
打った瞬間ホームランと分かる今シーズン第2号をライトスタンドに叩きこみました!
今シーズンのイチロー選手はここまで、打撃に力感が感じられませんでした。速球や鋭い変化球についていけず、剛球投手のボールに対しては、差し込まれるケースが度々目につきます。
しかし、先日のホームランに関しては力強さがありました。
さらに、翌日からは3試合続けて代打でヒットを放ちます。ボールを十分に引き付け、うまく捌いており、好調時のイチロー選手の打撃です。
これで、6月は20打数8安打1本塁打3打点と大当たりです!
今こそスタメンで使われれば、必ずや結果を出せるだろうと思われる状態です。
しかしながらが、、、マリーンズの外野陣はイエリッチ、スタントン、
オズーナの若手トリオであり、打撃力、守備力を備えた盤石の外野陣です。
流石のイチローであっても、スタメンで名を連ねることは容易ではあり
ません...
ですが、これから先は厳しい夏の連戦が待っており、前述の3人がスタメンに出続けることは困難であると考えます。
イチロー選手が準備に余念がなく、万全のコンディションを作り、維持することに長けていることを監督は知っているはずです。
今の状態をキープしておけば、この先、必ずや出番が回ってくるはずです。
そのときこそ、イチロー選手の持っている力を最大限に発揮して、狂い咲きと言われるくらいの大活躍を期待したいです。