仕事(死事)でてんやわんやと、

 

ただでさえ誤字脱字日本語崩壊が甚だしいのに

アルコールと勢いで書いた過去記事のへなちょこっぷりに恥ずかしくなり凹んでいたのですが

 

やっぱり好きな音楽についてグダグダ管をまきたいので久しぶりの投稿。

ただ1記事1アルバムを目安にサッパリ書く!

(更新速度も少し速くなればよいが…)

 

コロナの鬱陶しさから(ある程度)明けた後は

鬱陶しい猛暑が襲ってくるわけですが、

悪い意味で代謝が良い自分にとっては汗が止まらなくなるヤナ季節w

 

でも音楽を聴いて胸の内がじりじり熱くなる感じは大好きなのである。

 

だから本日はこちら

 

BASEBALLBEAR『C』 ★★★★⋆

たまたまテレビで見た「GIRL FRIEND」のサウンドにビビっときまして

販売日当日じゃなかったけど、次の日CDを買いに汗だくになって買いに行ったアルバム。

 

…ほら思い出補正で高評価w

でもいとも簡単に夏を思い起こさせるバンドの魔力が素晴らしいのです。

 

「CRAZY FOR YOUの季節」

これどもかとジャキジャキと、そして快晴な自由なギターリフ

ややこしいことをしない徹底したベース、4つ打ちを基準にパワフルなドラム

これぞベボベ!

 

「GIRL FRIEND」

僕と彼らの出会いの曲

Bメロがエモくて、サビが落ち着いているという憎い引き算

ギターコードが洒落てる。

歌詞の桜色に引っ張られているが優しい桃色が脳内に描き出される、甘酸っぱい曲

 

「祭りのあと」

この曲に哀愁を感じることができる日本人で良かった。

でも改めて聞くとラスサビ前のキメとかベタ過ぎてダサいwけどそれがいいw

 

「ELLECTRIC SUMMER」

これこそ彼らの真骨頂ですよ。歯切れのよいリズムギター!

ジリリとした、でもパキッとしてるリードギター!

ギターソロはオクターブで小難しいことはしていない代わりにエネルギーに満ちていて素晴らしい!

ベースはどシンプルwだけど代わりに清涼感のある軽やかなコーラスが最高!

ドラムも美味しいところが多い楽しい!

浮世離れした黄昏だったり、夏空を観音開きに封切ってたり、夏いねだったり忘れられない歌詞も特徴。

自分はこの曲を流しながら海に行きたい。

 

「スイミング・ガール」

当時はまだナンバガに関して造詣が深いわけではなかったので気づかなかったが

ギターの単音フレーズなんかはやっぱりナンバガの匂いがすごいね。でもこの蒼さがオリジナリティ

 

「YOU’RE MY SUNSHINEのすべて」

思い浮かぶ景色は、朝から昼は彼女とプールではしゃぎまくって疲れた体をベンチで休めている時に

のんびりと仰向けに水面に浮かんで濡れて涼んでいる彼女に見惚れている自分。

 

ま、そんなリア充したこと無いけどな!(血涙)

 

「GIRL OF  ARM」

ミドルテンポで、これこそ黄昏時に、気になる女の子と(プールでも夏祭りでもなんでも)遊び疲れてへとへとになって

でもそんな帰り際に彼女の

「今日は楽しかったね!」

なんて屈託のない笑顔に電気が走ったようにドキっとして…

 

なんて青い苦い妄想ができるようなロマンティックな良い曲

(同時に高校生時にそんな経験をしなかったことに死にたくはなるがw)

 

あと、腕の彼女と聞くとちょい昔のサンデーの漫画で「美鳥の日々」ってなかったっけ?

 

 

「DEATHとLOVE」

これはシンプルな彼ららしいギターポップ。deathとかはいってるけど爽やか

でもこういった歌詞があるおかげで、影が見えるから

このバンドが好きだ

 

「STAND BY ME」

拍がイントロ&Aメロ(6)とBメロ&サビ(4)という特殊な構成だけどサラッと聞けてしまう。

ほんと「らしい」曲

 

「ラストダンス」

サビの突き抜け感に、少し哀愁味のあるブルージィなギター

16ビートが疾走感と軽やかさを併せ持っており…

いやあ、ラストの展開やリリックからも、やっぱりこの曲は歌の力が強い曲だわ。

 

「SHE IS BACK」

何故前の曲で終わらなかったしw

でもフェイザー(か軽いフランジャー?)が強烈な激熱ギターソロは面白いし

ボーカルエフェクトで遊んでいるしと、でもシャウトもカッコよく決めて。

憶測だけど、アルバム制作がほぼ終了して、肩の荷がおりて楽しんで演奏できたことで

この曲を入れることで聞くのに疲れるアルバムになることを回避できたんだろな。

 

 

 

これは調べてみてわかったことですが

アルバム名の『C』は

彼女のshe

海のsea

見るのsee

そして、死

 

という意味らしいです。ボーカルの小出氏の爽やかな青少年(まあきっと中身はひねくれたエグミをもっていると個人的には思っているw)

のような声質で見逃しがちだが実は歌っている内容にほの暗さがある。そこが惹かれた理由でもあります。

 

…ではあるけど、やはり体が夏になる(内なる西川アニキ)。

そんな曲の力が漲っているhotな(そしてほどよいcoolな)名盤である。