今日はとあるお仕事で

8年ほど前の保護者に会った。

 

その時担任していた小学校3年生の子たちは

今年高校生になった。

 

彼らといた時間は

私の中で

教師時代の集大成のような

それまでがんばってきたご褒美のような

公教育の場所でありながらも

天国のような時間だったんだ。

 

そしてそれを感じていたのは

わたしだけではなく

その時のクラスの子たちにも

“あの時のあのクラスが一番楽しかった”と言ってもらえている。

 

 

決して楽なクラスではなかった。

毎日事件は起きていたし、

相変わらずに必死で生きていた。

 

 

とある事件が起きた放課後、

主任と二人であてもなく通学路を歩いて日が暮れて、

スマホのライトで足元を照らしながら帰った日もあった。

 

それでも楽しかったんだー。

 

今日会った保護者がね、

“息子が先生に会いたがってるよ”って。

“成人式とかで合ってくれないかしら?”って。

 

 

彼らは15歳。

あと三年後か!

 

 

それまでわたし、もっともっと成長したいと思ったよ。

だってさ、わたし教師を辞めるときに

“新しい夢ができたから先生辞めます!”って全校生徒の前で言って辞めたんだ。

 

時間かかっちゃってるけど

わたしはわたしの花を咲かせたいよ。

だってあの頃のわたしは

“夢は叶うよ!”って

胸張って言えなかったから。

 

 

こんなやつが教師じゃあかんと思ったのよ。

 

ちゃんと自分の人生をもって

“夢は叶うんだよ”

“自分の魂の道を進むんだよ”ってこと

言葉にせずとも伝えられる人間で在りたいと思ったよ。

 

 

あと3年。

 

いい目標ができた!

 

やるぞ!!!