バカ犬様 | 「大分はーと」 編集部 談話室

バカ犬様

先日出くわしたちょっと愉快なお話です。電車に乗る為、急ぎ足で駅まで歩いていた時、私の身長ぐらいの高さの塀の中から、けたたましい鳴き声とともに、一匹の飼い犬が上半身を乗り出してきました。突然のことなので、肝を冷やしたのですが、その顔を見たとたんに、思わず吹き出してしまいました。なんとその犬の顔には、志村けんのバカ殿様もびっくりの目にも鮮やかな太い眉毛がくっきりと書き込まれていたのです。本人は必死に吠えているのですが、とにかくバカ丸出しのその顔ですから、迫力はゼロ。これなら吠えられた人も怒る気にならないなと、そのアイデア?にひとり感心しました。飼い犬の鳴き声で隣近所にご迷惑をおかけしている愛犬家の皆様、いちどお試しあれ。人気者になることうけあいます。  断崖世代