皆さんこんばんわ。
今日は年に一度開かれる、近隣断酒会の例会に行ってきました。
断酒会は、公民館等の公共施設を有償で借りて開いていることがほとんどで、
年末から年始の6日間はほぼ休みになりますが、この断酒会は行政が管轄して
いない、民間の自治会館的な建物を、この日だけは借りて例会を開いて
くれています。
ほとんど休んでいる中でここだけ開いているので、みんな集まる、集まる。
隣の都道府県も含め、60名ぐらいの出席でした。
そんな多数で始まった例会ですが、2時間枠がありますので、
体験談は一人2~3分となります。
挨拶だけで遠慮される方もいらっしゃる中ですが、言い得て妙、と思ったのは
「毎年のこの例会は同窓会のようなもの、
飲まずに生きてこれた事を年一回確かめる場だと思っている」
とおっしゃられた方が居て、なるほどな、、、とうなづきました。
毎週の例会では同窓会という感覚は無いと思いますし、月一度開かれるような
各断酒会の本部例会的なものも、季節の移り変わりは感じるでしょうが、
同窓会という気にはならないと思います。
と言うことで、年に一回の例会の面白さがわかったような気がします。
一日断酒が基本だとは思いますが、来年も同窓会に行くぞ、という気にも
なれたので、いいきっかけとなった例会でした。
この例会は、出席したのは3回目です。
退院して692日目の私がなんで3回?なのかですが、
入院中に出席したので、今日で3回になるのです。
いわば、在校生時代から出たという事なのでしょう。
その入院していた時に出た際は、寒い日だったと思います。
入院中に初めて外部の自助会に出たときに、寒さから飲酒欲求が出てやばかった、
という話はここでも書きましたが、それに懲りて、厚手のダウンコートに
ズボンの下にはパッチを穿いて出ていきました。
焼酎のお湯割りをこよなく愛した私です。寒いと飲酒欲求が出る。
病院から会場までには、多数の酒類販売店がありますが、邪念を振り払うように
とにかく速足で歩いた事を覚えています。
酒屋以外も、ほんとにいろんな業種が売っている国。
そしていろんな業種で酒を買って、店頭飲み、家飲みしていた自分。
CVS、SM、DgS、酒DS、駅のキヨスク型CVS、、、
どんな業種の店も、フラッシュバックを起こしてしまっていました、、、
博多の華が一番安い店はどこだ、、、とかで巡っていましたから。
なので無事に病院に帰ってこれたとき、ほっとしたというのは本当です。
一時外出から精神病院に戻ってきてほっとするのは、アル中ぐらいでしょう(笑)
これからも飲酒願望が無くなることはないでしょうが、
あの時の、飲酒欲求から飲酒願望の間ぐらいの切迫した感じはあまりなく、
普通に歩いて行けるようになったのは非常にありがたい事です。
そして1歳、年を取ったということも。正直、取りたくない。この年になると。
ただ、年をとる事は止めようがない。
アル中が年を取らないとしたら、それは死でしょう。
(リンク切れていますが下記より画像転載https://timjeelo.blogspot.com/)
スリップしてダイレクトに死ぬというのが典型でしょうが、
しなくても、これまでのダメージで早死にするか、、、
そうはなりたくないです。今はまだ人生を楽しみたい。
なので来年も、同窓会に参加できて、無事に1歳、年を取れたことを
お互いに祝いたいですね。そんな気になれた一日でした。
クリックいただけると断酒の励みになります。
↓