皆さんこんばんわ。
今日はアルコール依存症専門病院への通院日でした。
病院は、山奥とは言いませんが、山林に入る手前のギリギリに建っています。
いわゆる、精神病院らしいところです(笑)
なので、公共交通では行きにくい場所と言うこともあり、病院の最寄り駅からの
無料送迎バスの始発に合わせて、診察の予約を入れるのですが、
ざっと、診察時間の1時間半前に家を出ないと間に合いません。
診察は今日のように休みの日に入れるのが基本ですが、
仕事で事務所に行く日と、30分しか変わらない時間に起きる必要があります。
眠りが良くない日に早く起きて行くのは、なかなかつらいものです。眠い(苦笑)
今日は病院の最終診察日と言うことで、受付には今日に退院すると思われる
清算をされているか方が数名いて、十何万円、、、というような、
いかにも精神病院らしい、長期入院からの退院だろうというやり取りが
聞こえてきます。
この方は、自宅で年末年始を過ごす事を選択したんだな、、、と。
入院していた時を思い出せば、一時退院なども使って、年末年始を自宅で
過ごす選択をした人もいらっしゃいました。
年末年始は、日曜日が続く要領で、院内でのアルコール依存症回復プログラムも
休みになるし、病院のケアスタッフも交代で多く休みを入れるのでしょうか
世話をする人の負担を減らすという意味でもあり、年末年始の自宅療養を
勧めていた時期もあったそうです。
正月を自宅で暮らしたいという気持ちはすごくわかるけど、同時の自分は
そこまで回復していなかったので、飲酒欲求も厳しく、とてもできませんでした。
酒が世に出回る時期でもありますし。
けど病院の外来の待合室には、今日に入院すると思われる方もいました。
この方はわざわざ、年末年始を病院で過ごす決断?をしたのだろうか?
パジャマではないものの、くたびれ気味の格好で、家族や支援者らしき方と
入院前の各種の検査、血液とかPCRとかを受けるのに外来にいましたが、
その方が話していた事を要約すると、
「俺は今後、どうなるんだろうか、、、社会復帰できるんだろうか?」
という内容でした。
この方は初めてなんだろうかと。年末に大変だな、、、と。
でも、その方は、自分の足で立っていました。
社会復帰できるか?とか、そんな、アルコール病院に入院するにあたって、
普通なら感じるであろう、まともな事も話していました。
見た目は、パジャマに近く、無精ひげも伸びていましたが。
そんな方を見ながら、自分の入院の日はどうだったのか?を思い出しました。
風呂に入って髭も剃って、身なりも整えて入院しました。
しかしながら、、処方薬の離脱でまともに立てない、
入院前の数日は社会復帰どころか、立てずに入院できなかったら自宅で離脱死する、
とかしか考えられない状態でした。
しかも、少し立てる状態になった日に、今日しかない、、、との思いで
病院に電話して、入院予約していた日から前倒しでの入院となった関係で、
荷造りが終わっていない中、家で荷造り中の段ボール箱をそのままタクシーに
積んでの入院となった私は、今日の方どころではなかったと思います。
かなりやばい状態だったと。身なりだけは整えましたが。
入院当時の、そんな自分の惨状を思い出させてくれた今日の患者の方、
今日は入院初日でしょうが、退院してから一緒に断酒できればな、、、
退院したら同じアル中同士、回復していけれれば、、、と変な連帯感を持ちました。
観察室初日、大変でしょうが、頑張って?下さい。
今日は親父の月命日。
その足でお墓に向かいました。自分の創造主に、断酒継続できている事を報告。
来年もお願いします、親父。
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