皆さんこんばんわ。

 

今日から4日間の早い年末休みを取ります。

昨日は事務所へ行って運動量も確保して、かつアウトプットしないといけない

仕事も終わり、スッキリして寝たのですが、長い途中覚醒もあり、7時まで

寝ようとしたものの、6時過ぎに目が覚めてもう寝れないという良くない状態。

イマイチスッキリしない午前だったので、午前から「昼寝」しました。

それも二時間。

先生(医者)のいうことは聞こう、が人生のテーマなのだとはわかっているの

ですが、やってしまいました。

けど睡眠負債は解消できた気がします。昼からはあまり眠気を感じない。

有難い事です。

 

で今日は、昼からテレビをつけてのんびりしていました。

名古屋の市バスと長物を積んだトレーラーの衝突は、画像的に怖いなと思いましたが

先日からメディアに取り上げられている、高島屋のクリスマスケーキの破損事件から

感じた事があったので、それを書こうと思います。

 

(画像はYAHOOニュースから)

数日前から話題となっていたのですが、仕事も立て込んでいて、ああ、崩れたのが

届いたんだな、、、高島屋とその取引先内の配送か、ラストワンマイルの配送か

どっちの問題なんだろうか、いずれにせよ配送上のミスぐらいに、

昨日までニュースをチラ見していた程度では思っていたのですが、

今日テレビを見て知ったのは、この商品は冷凍だったということ。

もっと上流に問題があったっぽいですね。もちろん私が論ずるわけにいきませんが。

 

 

問題があったのは300件程度との事ですが、注文された分母が何千件も

あったそうで、、、普段もクリスマスも、スーパーで商品を買う人間からしたら

本体5000円のケーキが、一品で何千件も注文があるんだ、、、

勝手な想像ですが、デパートのクリスマスケーキのカタログには、100件ぐらい

掲載されているんじゃないかと思います。それが一品で何千件とは、すごい。

そして5000円、デパートでケーキを買う人(買える人)の多さにも

驚く次第。持っている人は持っている!

 

またこの商品、この見た目の豪華さ!さすがデパートのケーキ。5000円は

デパートでも裾モノなのかもしれませんが、夢が膨らみますね。

 

でこの話とケーキの画像を見て思い出したのは、そんなトラブルや苦情でなく、

その同業のライバルの阪急百貨店(の持ち株会社)の前のCEOが言っていた、

大阪梅田の本店の基本コンセプトは「アッパーミドルの日常、ミドルの非日常」

と新聞雑誌で語っていた事です。

 

 

なるほど、この見た目がすごい5000円のケーキって、

まさにこのコンセプトのレンジなんでしょう。(私の見た目ですが)

少なくとも、私のようなミドルが日常で買う価格ではない。

けどクリスマスのような、年に一度の、非日常では買おうと思える価格。

椙岡さんだったかな、その阪急百貨店のCEOが言っていた事がズバリ来る。

またアッパーミドルの方なら、5000円って、毎週金曜日の帰りに買える値段かと。

 

そんな事を書きながら、根本的な話ですが、酒は本来、庶民というか

世の中の大半の人(産業革命以前にミドルという概念があったかはわかりませんが)

が、日常的、毎日飲めるものでは無かったと、歴史的には言われている存在だったと

いうことです。

もともと酒は神事に使われるような存在で、庶民にとっては、正月や祭り、

冠婚葬祭のときにしか「飲めない」ぐらい高価なものであったとされています。

もちろんアル中という症状自体はあったでしょうが、お金のない庶民は

なりようが無かった。アッパーミドルでは日常で、アル中はいたかもしれませんが。

 

それが産業革命において、世界も日本も、酒が大量生産されるようになり

安価となった酒を、ミドルまでが日常のものにできて、アル中もミドル層や、

異様に安くてどこでも手に入る日本では、ミドル以下でも日常に酒が飲める。

なんせ、98円でストロングゼロが買える。

ペットボトルのミネラルウォーターでも68円ぐらいするのに。

そんな話を書きながら、ですが、ミドルになる前の20代、サブミドル層の頃から

日常飲酒をしてしまった私は、産業革命以前で言えば、毎日飲んではいけない層が

毎日飲んだという事なんでしょう。

幸いというか、現代では酒の安い日本。ミドルでも毎日酒が飲めるし、

家のみ主体なら経済的に破綻しない。

接待を伴う場所ならいざ知らずですが、あれは酒代というより、異性に酒を

注いでもらうという人件費、サービス代なんでしょうが。

 

なので繰り返しになりますが、私は、神事や冠婚葬祭という非日常にして

おかなければいけない層にいて、本来は日常で飲んではいけなかった。

それが小売りで安く酒を買って家で飲んだので、経済的破綻をせずに、

ミドルの日常ではあったが、ミドルの非常識(大きな借金、犯罪行為など)にまで

ならなかったのもあって、アル中という精神・身体の非常識となったんだなと。

 

いまさらながら、非日常だけでも飲めたらいいと思いますが、そうはいかんざき、

なのは言うまでも有りません。

休みを生かして、対面式のAAや断酒会に行って、そんな感傷を飛ばしてきます。

(カバー画像はYAHOOニュースから転載)

 

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