こんばんは星
再び断酒!51日目ですスター


一日、誰でも24時間。

テレビによく出るタレントやキャスターを見ていると、僕と同じ24時間のはずなのにこちらはのんびりテレビを観ているだけ。
あちらはテレビで仕事中。


よくもまぁこんなに一日の使い方が違うものだな、と思います。

日テレの藤井キャスターがフリーになるとのことだけど、藤井さんが仕事でニュースを読んでいるとき僕は何年も酒を飲んでテレビを観ていて、この人は本当に良く働く人だなぁと思っていました。


早朝のキャスターなんかは僕が5時半に起きてきてテレビを点けたらもうテレビに写っているんだから、どれだけ早くから仕事してるんだ? てか、いつ自由になる時間があるんだ? 酒飲む時間あるのか? とすら思いました。



酒を辞めるとどうやって時間を使っていいか解らない、と断酒前の脳では考えていましたがさほど変わらないと言うのが今思うことです。


それより大事なのは、24時間をどう使うか、です。




趣味や習い事をしようとかそういう事ではありません。

飲酒期間中、24時間の内訳は

・寝る時間というか、ブラックアウト中
・二日酔いで気分が悪い時間かにわかシラフ
・酒を飲む時間

の3つに別れています。

つまり、仕事している時間は朝から気持ち悪い時間なので、言い換えると嫌な時間を過ごしています。

嫌な会社で嫌な人に会い、嫌な作業をする。

「こんなんで仕事楽しい訳がない」

アルコール脳にそうインプットされているので、否定のしようがありません。

なので仕事が終わったら

1秒でも早くっ!ビール!ビール!

となります。
帰宅途中のスーパーや銀行ATMでも、前にモタモタしている人が居るとイライラします。


オレの大事な1秒を返せ!早くしろ!


と、涼しい顔を装った大人の腹の中ではマグマが渦巻くのが判ります。



〜話は少し変わります〜


今日、仕事終わりに歯医者の定期検診がありました。
一旦帰宅し、歯磨きをしてから歯医者へ行くのですが、アルコール脳では、

「早く行って早く終わらせねば!大事な飲酒時間が遅くなる!」

のみしか考えられず、洋服は汚い作業着のまま。
恥ずかしいだなんて考える余裕はありません。

だって着替えてたら遅くなりますから。


こんなこともよくありました。

妻) 今日歯医者だよね?

俺) 来週にするわ。

早く飲みたいから歯医者の時間がウザいのです。
本当に毎回延期していました。

最長で3回は飛ばしていた記憶があります。
歯医者より早く飲みたいんだよ!

それだけ。。。



今日の自分に、今まで大事にしていた

オレの貴重な1秒

はありません。
断酒しているからです。


アルコール脳でなければもう、スーパーでイライラしなくていいんです。
歯医者を延期する理由は無いんです。

「貴重な1秒なんてもうないんですから」

断酒によって一日の大半を占めていた嫌な時間が消えてしまいました。

どうすれば良いんでしょうか。


今までは嫌な時間が当たり前だったので、それが無くなってしまうとむしろ困惑してしまうのです。

そこで考えます。


「嫌な時間が、好きな時間に変わらないものか?と」

嫌いな会社を好きに。
嫌いな人を好きに。
嫌いな作業を好きに。

なれる訳ありません。嫌いなものは嫌いなんだから。でも…

嫌いなものを好きになることは出来ないけど、そのことを理解は出来ています。


今まで、嫌いなものを作ることは長年のプロになっています。


24時間を好きなものだけで埋めつくすのはまだ産まれたて赤ちゃんには無理です。


でも嫌いでもなければ、好きでもないくらいでなんとか今は手を打ちたい。


そしたらテレビの向こう側に映る忙しくも楽しそうに仕事をするタレントさんやキャスターさんの24時間に少し近づけるのでは?

と思っています。


あ、あともう一つ、酒を飲む時間が余りました。

今、僕はブログを書く時間やスマホをイジる時間で終わってしまいます。

焦りはありません。
酒を流し込んで思考停止しているよりよっぽど記憶が残る作業を脳にさせているからマシです。


それでは、おやすみなさい流れ星星