【お見舞い及び公演延期のお知らせ】
函館市文学館講演会「朗読音楽劇|君に与ふウタ・石川啄木記」より
このたびの新型コロナウイルス感染により、お亡くなりになられた方々に、謹んでお悔やみを申し上げます。
また、罹患された皆様、感染拡大により生活に影響を受けられている皆様に、心よりお見舞いを申し上げますとともに、罹患された皆様の早期回復と感染の早期終息を、心よりお祈り申し上げます。
大切な命がどうか守られますよう。ご家族にも会えず、孤独に闘わなくてはいけない方が、おひとりでも少なくなりますよう。必要な方が、必要な治療を、必要な時に受ける環境が守られますよう。最前線にて、懸命に働いておられる方の、お休みできる日が1日でも早く来ますよう。一同、切に願っております。
<公演延期のおしらせ>
新型コロナウイルス感染拡大を避けるため、開催を予定しておりました下記公演について、延期を決定致しましたため、お知らせさせていただきます。
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函館市文学館講演会「朗読音楽劇|君に与ふウタ・石川啄木記」
▪️2020年5月10日(日)→【延期後:12月13日(日)】
▪️会場:函館市公民館 講堂
▪️主催:公益財団法人 函館市文化・スポーツ振興財団
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延期日は「12月13日(日)」を予定しておりますが、主催者様と出演者で、この先の収束状況を踏まえ、判断して参ります。
本来ならば3月から、SNS上でも開催のご案内をスタートする予定でしたが、日に日に深刻化する状況の中、とても案内できないまま、1日1日が過ぎました。ただ、各施設でチラシをお手にとってくださった方や、「ステップアップ」4月号をご覧くださった方などもいらしたかと思いますため、このような形にはなってしまいましたが、お知らせさせて頂きました。
4月13日。
啄木の御命日が近づいております。
26歳だった啄木の命を奪った、肺結核。
しかし、病と生活苦の中で、未来への憧れと
ふるさとへの焦がれを、彼は綴り続けました。
何か、歌を、転載しようと思いましたものの、
今の実情や多くの方の苦しみが、
啄木の歌と、重なってしまうことを感じ、
ページをめくる手も、つらくなりました。
そのなかで、いくつかのみ
ー病院に来て、
妻や子をいつくしむ
まことの我にかへりけるかな。
ーおれはいのちを愛するから歌を作る。
ー僕はまだ死にたくない。
(啄木の歌・友人への文より)
冬公演が叶うならば
このために亡くなられた方々への献花として。
また、ここにある命を愛おしみ
今日を明日を生きる皆様の鼓動となるように。
直前のお知らせとなりましたこと、
お詫び申し上げます。
今多くの方が置かれていらっしゃる辛さ
それを、きっと知っている啄木その人と共に、
演者一同、祈りをこめて。
皆様どうか、
今を、ご無事でいらしてください。
「石川啄木記」演者一同
ことの音ユニットNeri一同
<函館市文化・スポーツ振興財団「ステップアップ」4月号>
<2020公演予定>
※新型コロナウイルス終息状況により、日程変更の可能性がございます。
●【和太鼓朗読劇「石川啄木記」×啄木が愛した珈琲の午後】
▶︎予定日:10月4日(日)
▶︎会場 :大沼国際セミナーハウス
▶︎主催 :一般財団法人大沼国際交流協会主催
●【和太鼓合唱劇「Ryo-男爵いもの父・川田龍吉-」】
▶︎予定日:11月29日(日)
▶︎会場 :七飯町
▶︎共催 :七飯町文化協会
※2月から延期された宮城公演については現在調整中
●【函館市文学館講演会 和太鼓朗読劇「石川啄木記」】
▶︎予定日:12月13日(日)
▶︎会場 :函館市公民館講堂
▶︎主催 :函館市文化・スポーツ振興財団(文学館)