
よつあしの方々が、トコトコと運ばれてきました。
(写真のそとにも、たくさんいます♪)
Ryoの舞台セットになってくださる家具さんたちです。
かわいくて、語りかけてくれるような存在感。
物語の鍵となる、とある場所がイメージされています。
歌うもの、言葉をつむぐもの、
声なきこえで何かをつたえるもの。
それぞれに、生まれ落ちたことの、
そして生まれ変わったことの
確かな役割があることを思いました。
舞台家具のご提供は、
男爵太鼓創作会メンバーさんの
ハンドメイド家具店さんです。
couleur du lait クルールデュレ(北斗市)
http://www.couleurdulait.jp/
龍吉男爵が農地を拓き、教会に通い、
祈りを捧げ、そして亡くなったその土地から。
いろいろなご縁を感じます。
日暮れが美しくなってきました。
稽古の時間はあっという間に過ぎてしまう。
そんな音で…
我々の現実、
見てもいないそのできごとを、
背負えるなんて思うなよ、
そんな間の抜けた音じゃない、凶器な音でもない
と、頭にガンとひびくような声がして、呆然とした。
わかっています、わかっています
でも
。
いつしか声は聞こえなくなって
涙があふれた。
がけの下に咲いている花をとってくることだ。
底にある聲をひろってくることだ。
それが、
伝えることの
始まりであることを思い出した時間だった。
がんと響くこえを、こわがらないで聴くことから。
春の夕空は、まるで日ノ出だった。
りさ