舞台照明をどうするか。
かんがえて過ぎた午後。
言葉の向こうの空。
照らしたい、志の先の未来。
未熟をつつんでくれた、風。
重くなった頭で、外に出た。
そこに、巨大なホリゾント。
四角いふちをもたない、ふるさとの背景幕。
ほんとうに、あなたにはかなわない。
その色のすばらしさにきづいたのは
そこに届こうと、もがいた今日があったから。

何かに向かう日々は
幸せに気づかされる日々です。
寝る時間がないと嘆く前に、
寝る場所があることの幸せを想い、
故郷に生きていられることの、幸せを想います。
想うことは多いけれど、
言葉にならないことの方が多い日々です。
りさ