花をゆらす | 七飯男爵太鼓創作会 BLOG

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西洋農業発祥の地、北海道七飯町で活動する創作和太鼓の会
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まちは、
さわがしいかぜがふいている。
ひびわれた声が、七飯のそらを鳴らしています。

わたしたちにとっては、
きかねばならない言葉でもあるけれど。

この家のなかで、こどもの頃にきいた
さかな売りとも、やきいもやさんとも、
すこしちがう、語気を、せきにんを
肩にうけつつ。


へいぞいの水仙、
らっぱをふくらまして、
とうとい春の一日の、
そのさわがしさをすいこんでいる。
すこしだけ、申し訳ないきもちになった。

あなたは、どうおもう?
いっしょに考えてくださる?
わたしたち すべき選択について…

たずねたら

水仙は、
ただ
ふらふらとわらった。

きかなくてよいものは
なにもみみにはいっていない
しらなくてよいものは、
なにも、しらない

水仙をゆらすのは、ただ、
この、とうめいな風の手が運ぶ
しずかな、たのもしいことばだけ
だとわかったきがした


あちらとこちらで選挙カー2台、
とおりすぎる
おのずとアンサンブルのようになって


今週は
となりあう
三つの土地の、
三つの団体の大切な方々と
お話をすることができた。


和太鼓のおとが
さわがしいもの
ひびわれたものでなく

ひとつの風になって、

花をゆらし、きくひとを花にし、
ほほえませるような風になって、

この土地の未来へ吹くように
この土地の未来を訪ねていけるよう。


みなさま、宜しくお願いいたします。
そしてありがとうございます。

郷土に根付く、
そのような水仙であってくださって。

しずかに、ゆれてくださって。

りさ