なぜBLなのか | 男子なのに腐女子

男子なのに腐女子

男子なのに腐女子です。おそ松さん(筋肉松)がきっかけで開花しました。毎日いろんな人(モノ)を腐らせて遊んでいます。

漠然とした問いですが、一度考えてみる価値はあると思うんですよね。

なぜBLなのか…なぜでしょうね?


いつもなら好きなシチュエーションのことばっか考えちゃうところ頑張って真面目に考察する男子なのに腐女子です。



基本的に重要なことは、私の場合男女の恋愛モノも普通に好きだったりすることなんです。

BLじゃないと満たされないとか、そういうことではなくて、所謂学校の屋上で勇気出して告白するヤツとか、彼女が病気で余命間もないから彼と会うことを避けるけど「そんなの関係ねぇ」的な展開で永遠の絆になるパターンのヤツとかも、キュンキュンしちゃうんです。

↑そんなの関係ねぇって言うとどうしても小島よしお出てきますね。はい、opp。



それでいくと、GLもいいなって思うんですよね。百合という文化ですね。

キャリアウーマンのツンデレOL×天真爛漫のサバサバ系女子とか…なんかそんな漫画あったと思うけど、まぁなんというか爽やかですよね。少年漫画並みに。冷やし中華のごときサッパリ感。

すごくGL物で思うのは、すっごく「キレイ」なんですよね。作品の画質がどうこうじゃなく、すごく「画になる」という表現がしっくりくるというか。

女の子どうしが手を繋いで歩いているのと男の子どうしが手を繋いで歩いているのとでは、後者の方に違和感や嫌悪感を感じることの方が割と多くて(経験談)、女の子の絡みはただの仲良しとして処理されている所感があるんですよね。

それってなんでかというと、やっぱり見た感じが気持ち悪くないというか、もはや芸術みたいなところがあるからだと思うんです。



で、実は僕が男なのに腐女子になった大きな要因があって、それは何かというと「生々しさ」の部分なんです。

個体の差はあれど、女性に比べて男性はゴツゴツしていて、力強さのある体つきをしています。これがふたり絡み合っているわけですから、なんだか脂っこくて、見ているだけでも胸焼けしそうになる。

それを「生々しさ」と表現してみたのだけども、その泥臭さというか生命力というか、己の醜さをもかえりみず愚直なまでに愛を伝えようとする様が、とても一途に思えてしまったんです。


あとは、自分が生物学上“男”だからこそ、っていうのもあると思います。

(私の場合三次元も全然いけるからこそですが)男友達もそういう愛眼の対象にしているわけですし、後ろめたさというか背徳感というか、ダメなことをしている気が常に付きまといます。

だからこそ萌えるんですけどね。

イケないと分かっていることは、イケないからこそ魅力的に思えることが多々あります。BLは多分その感覚に近いところがあって、きっとこれは声高に叫んで共感を求めるものではないと分かっていつつ、共感を求めたくなるほど発狂しているのだと思います。



共感を求めた結果、匿名でTwitterやブログに走ったわけですね。

他の方がどういうところにBLの魅力を求めておられるのかは判りませんが、何かしらシェアできるものがあれば凄く嬉しいです。