ごあいさつ | 北林ちかこのブログ

北林ちかこのブログ

並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

今日はみなさまにご報告があります。

 

私、北林ちかこは、

本日をもちまして、

断捨離トレーナーを辞することにいたしました。

 

断捨離トレーナーとして

活動させていただいた6年は、

私にとって、かけがえのない日々でした。

 

セミナーや講演会に来てくださったみなさま、

講演に呼んでくださったみなさま、

主催をしてバックアップしてくださったみなさま、

会場を貸してくださったみなさま、

告知に協力してくださったみなさま、

拙書を購入してくださったみなさま、

断捨離マラソンに参加してくださったみなさま、

コメントをくださったみなさま、

遠くから会いに来てくださったみなさま、

ブログを訪問してくださったみなさま、

本当に本当にありがとうございました。

 

断捨離がなければ、

巡り合うことのなかったご縁に、深く感謝いたします。

 

 

どうして…と理由を聞かれますが、

私にもよく分かりません。

 

私は単に断捨離が大好きな主婦でした。

 

それがあれよあれよという間に、

0期のトレーナーとなり、

ブログで発信し、

セミナーや講演をするようになりました。

 

最初は無我夢中、

新しい経験の全てが新鮮で、楽しくて、

目くるめくような日々でした。

 

ところが、2年ほど前からでしょうか、

断捨離トレーナーの立場と肩書に、

違和感を覚えるようになりました。

 

それでも、断捨離のおかげで得られる

出会いや気づきや学びや

旅や経験やチャレンジ、

つまり自分が甘受しているメリットの大きさに、

違和感が湧きあがる度、

そんなことはない…と打ち消す日々。

 

何度もそんなことを繰り返し、

やがて違和感を拾うことを説く私が、

自分の違和感からは目を背けている矛盾に、

耐えきれなくなりました。

 

 

とてつもない葛藤でした。

 

なぜなら私は

断捨離とやましたひでこと仲間たちが、

大好きだったから。

 

断捨離に出会って8年、

これまでたくさんのモノを手放してきました。

 

でも、今回ほど、

辛くて苦しい手放しは、初めてです。

 

次に何かしたいことがあるのではなく、

辞めた後のことは、まっさらな白紙。

 

チーフ断捨離トレーナーという肩書を

手放したら、私には何もなくなる…。

 

また独りぼっち。

 

それは足元が崩れていくような怖さでした。

 

 

やましたひでこに教わり、

そして私自身も散々、口にしてきたこと。

 

捨てて後悔してみる。

 

1 OUT 1 IN。

 

まずは出す。

 

詰まりのある所に流れはない。

 

手放し難きを手放せば、得るべきを得る(老子)

 

 

変わりばんこに顔を出す愛着と執着。

 

内側から聞こえてくる、

「辞めることはないんじゃないか」という声と、

「じゃあ、この違和感は放置?」という声。

 

散々、迷った末に、

やっとこのせめぎあいに、

終止符を打つことができました。

 

 

 

断捨離トレーナーは辞めますが、

私は死ぬまでダンシャリアンです。

 

人生に絶望していた私を、

重い荷物にあえいでいた私を、

硬い殻に閉じこもっていた私を、

こんなにも解放してくれた断捨離。

 

これからは、チーム断捨離を

側面からサポートさせていただければ、

こんなに嬉しいことはありません。

 

北林ちかこのHPと

金沢断捨離会のfacebookページは、

今月中に閉鎖いたします。

 

このブログは、装丁を変えて、

このまま残しおきますので、

また断捨離マラソンを走りたくなった方は、

どうぞバックナンバーをご利用ください。

(商用利用はご遠慮いただければと思います)

 

 

これまで北林ちかこと関わってくださって、

本当にありがとうございました。

 

みなさまとのご縁が、

形を変えて、これからも続いていくことを、

願ってやみません。

 

断捨離を愛するみなさまに、

人知を超えた

素晴らしき流れ込みがありますように。

 

 

最後に、人生の真理を教えてくださった、

やましたひでこ師匠、

一緒に歩む楽しさを教えてくれた

チーフ同期の檀葉子&南前ひとみトレーナー、

全国各地で精力的に活動する

頼もしい後輩トレーナーのみんな、

お世話になった断捨離事務局のみなさん、

ありがとうございました。

 

そして、いつも私のよき理解者であった夫に、

心からありがとう。

 

2018年1月14日

 

私の大好きなショット。(2011年4月撮影)

 


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