ウチ、断捨離しました! ケース1・終活 | 北林ちかこのブログ

北林ちかこのブログ

並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

こんにちは。

 

やましたひでこ公認

チーフ断捨離®トレーナーの北林ちかこです。

 

昨晩、BS朝日で、

ウチ、断捨離しました!…という

2時間番組がオンエアされました。

 

これは4組のご家族が、

断捨離に取り組むドキュメントです。

 

それぞれ家族構成も状況も、

現在のお悩みも異なりますが、

住まいを片づけて、

なんとか暮らしを立て直したい…、

なんとかもっと風通しをよくしたい…、

なんとか人間関係を改善したい…、

つまり現状を変えたいという

共通した想いがあります。

 

ところが、断捨離を進めていくうちに、

予想もしなかった気持ちが飛び出してきたり、

新しい景色が見えてきたり、

相手の思いやりに気づいたり…と、

さまざまな副産物が…。

 

見ていて、泣けました。

 

その一生懸命さに、

その必死さに、

その素直さに、

その愛情に、

思わず涙が…。

 

みんな、真摯に生きている。

 

まじめで真摯だからこそ、

少しでも現状を改善したいと願うのですね。

 

 

ご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、

BSは入らない…とか、

はたまたテレビは断捨離しちゃったので…という方のために、

ブログで再現いたします。

 


ケース1 山本さんご夫婦(船橋市)

 

70歳を目前に控えた山本さんご夫婦は、

結婚して44年。

 

二人のお子さんはすでに独立しています。

 

ご主人の定年後、

夫婦の時間を楽しんできましたが、

そろそろ身の回りを整理しなければ…と、

思い始めました。

 

そのきっかけとなったのが、

ご主人の実家を家族総出で片づけたこと。

 

親が残していった膨大な荷物、

その後始末は本当に大変でした。

 

こんな想いを我が子にはさせたくない。

 

…だから、まだ元気な今のうちに。

 

終活のための断捨離です。

 

 

まずは食器棚から始めます。

 

このお宅には

高級な食器用と普段使い用、

2つの食器棚があります。

 

そのどちらもがパンパン!

 

やましたひでこは押し出し方式を提案します。

 

まずは高級食器用の食器棚を片づけ、

そこに入りきらない分を、

普段使い用の食器棚へ移動。

 

元々普段使い用に入っている食器は、

大胆に断捨離をして、

スペースをあけなければなりません。

 

最初はとまどっていたご夫婦ですが、

実際に動き始めると、

だんだんとエンジンがかかり、

もったいない病のご主人自ら、

あれを捨てよう、これも捨てよう…と言いだします。

 

生まれ変わった食器棚をご覧ください。

 

 

 

さらには奥様の趣味のお部屋。

 

 

終活は自分が死んでから、

子どもに迷惑をかけないためにするのではなく、

自分のためにするものです。

 

生きている間を

どう心地よく過ごすかに焦点をあて、

自分がよりよく生きるためにするものです。

 

これからの人生を大いに楽しむと決めたご夫婦、

使っているモノではなく、

使いたいモノを選び抜きます。

 

人生はまだこれから、

もっといい思い出、作らなくっちゃ。

 

これこそが終活ですよね。

 

 

奥様は言います。

 

『元気で好きなことができる時間が減ってきた。

 

なのに、いろいろやりたいことがありすぎて。

 

モノがあふれているので、逆に気が重くなる。

身軽になりたい。

 

モノだけ減らすのではなくて、

気持ちも片づけたい。

 

本当に必要なモノだけを残して、

やれることだけに集中したい。』

 

 

1か月後、お二人は、

今まではもったいなくて使わなかった

大事な食器でお茶をしていました。

 

「マグカップで飲む紅茶と…なにか違うわね。」

 

 

充実した老後を目指し、

山本さんご夫婦の断捨離は始まったばかりです。

 

ブログランキングに参加しています。

↓バナーをクリックして応援していただけたら、

とても嬉しいです。いつもありがとう(^^♪


にほんブログ村