おはようございます。
帰国して数日が経ち、
中国での日々がすでに遠くなりつつあります。
私たちは、なんて速い時間の流れの中にいるのでしょう…。
記憶をたどりながら…。
福建省の厦門から、山道を車で4時間
田螺(タニシ)抗土楼群に行ってきました。
世界遺産であります。
土で作られた円形のドーナツみたいな建物は、
800年くらい前の砦です。
戦いを逃れてきた人々が、
家族を守るために築きました。
砦だけあって、入口はひとつ。
当時は窓もなく、
壁には銃口を出すだけの
小さな穴が開いていました。
サイズにもよりますが、
ひとつのドーナツに
20~40の家族が暮らしているとのこと。
現在は水も電気もあり、
(多分プロパンも)、
衛星放送のアンテナも立っていて、
街ほど便利ではありませんが、
今も普通に日常生活が営まれています。
小さな入口から中へ歩を進めると…。
中はこんな感じです。
ちょっとした異空間。
朝8時半に出てきたものの、
長いドライブで、すでに昼をすぎています。
ちょっとお腹がすいたかな…。
ここで食事は…と、多少躊躇したものの、
近隣のレストランまでは2時間と聞き、
え~~い、これも経験だ!…と、
飯店に入りました。
飯店といっても、部屋はひとつだけ、
厨房は屋外のコンロ上。
う~~ん、ワイルド…。
私たちが到着してから、
ずっと後をついてきた、このおじちゃん(右)の、
あの手この手の「うちで食べなよ」アピールに、
根負けしたのもあります。(^^ゞ
シェフはたぶんおじちゃんの奥さん。
ところが意外にも(←失礼)、
近隣で摂れたきのこや川魚や山菜の料理が、
美味しい!
炒めてスープを入れるのはほぼ同じですが、
それぞれ味付けも違っていて、
最初は難色を示していた約1名も、
パクパク召し上がっておりました。
ゴージャスなレストランにも行きましたが、
こんな衛生にちょっと問題あり…みたいな場所でも、
美味しい料理が出てきます。
中国、侮りがたし
ただ問題は、この日が35度くらいの真夏日だったこと。
一同、熱中症一歩手前です。
私たちが大汗をかいている頃、
ひでこさんは厦門の超高級ホテルや海岸で、
イメージ画像の撮影中。
あまり観光に興味がないひでこさんは、
『観光は行だからね』…と常々言います。
行…、修行ってことね。
ただし、この日、撮影のほうも、
ライティングがガンガンで、
暑いのに変わりはなかったようです。
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