世界で一番大事な仕事 | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

新緑が気持ちいいですね。

 

昨日、我が家にいらしたお客様の感想。

 

 

ほんとうに。

 

街路樹のメタセコイアが一斉に芽吹いて、

それはそれは美しい。

 

またそこを抜ける風がいいのラブラブ

 

薫風とはよく言ったものです。

 

四季の移り変わりの機微を表す絶妙な日本語。

 

外国の人は、日本語は難しい・・・と言うけれど、

こういう趣を表現できる言語なんだから、
それも仕方ないかなと思うのです。

 

そんな言語を母国語とする私たち、

心して使わないとね。

 

 

 

先日、高速道路のサービスエリアに、

小さなお子さん連れのファミリーがいました。

 

年のころは、1歳半と4歳くらい。

 

可愛い盛りです。

 

はい、確かに可愛い盛りではありますが、

大変な時でもあります。

 

衣食住、全てに大人の手が必要ですし、

一瞬たりとも目が離せないから。

 

昼食のレストランでお隣のテーブルだったのですが、

このファミリーのお父さんとお母さんは、

なかなか食事もままならないご様子。

 

かわりばんこに下の子を抱っこしながら、

上の子に食べさせつつ、

自分もご飯を掻っ込む…みたいな。

 

途中で、上の子が「おしっこ!」。

 

トイレに連れていこうと、

抱っこしていた下の子を床に立たせた途端、

その子はよちよちと歩き出して、

他のテーブルに行っちゃう…。

 

あああ、思わず、食事の間だけでも、

ベビーシッターしてあげたくなるような状況でした。

 

でもきっと今はましなほうなんだろうな…。

 

大人が二人いるから。

 

もしお母さんが一人で、

毎日、二人のお子さんをみているとしたら、

それはそれはストレスフルな日々であろうと、

容易に想像がつきます。

 

頑張れ、お母さん!!

 

心の中で、そっとエールを送りました。

 

 

…だけどね、てんやわんやしているご家族を見ながら、

ちょっと羨ましかったのも事実。

 

大変なんだけれど、

もう二度とごめんだと思ってもいるのだけれど、

私にもあんな時代があって、

それは確かに貴重でかけがえのない日々でした。

 

子育ては、可愛いだけでは、すみません。

 

面倒くさいことも、

嫌なことも、爆発しちゃうことも、

もうやだ~~と泣きたくなることも、

自己嫌悪に陥ることも、

なんで私ばっかり!…と悔しく思うことも、

いっぱいあります。

 

きれいごとじゃ、いかないんだよね。

 

だけど、それでも、

毎日、あくせくしながら子育てしてきた時期は、

今から思えば、

とてもとても大切で幸せで、

おそらく世界で一番重要な仕事をしている時でした。

 

生まれた時は、

一人ではなにもできない赤ちゃんを、

自分の足で、大地を踏みしめながら、

しっかり人生を歩いていく大人に育てあげる、

こんな尊いお仕事があるでしょうか!

 

もういや~~~!!

爆発しそうなお母さん、

貴女の尊いお仕事も、

いつかは終わります。

 

だから、今日は、

ちょっと深呼吸して、気持ちをリセットして、

この日1日を大切にして、

そんな時間を積み重ねていってね。

 

…というようなことを、

一人で大きくなったような顔をして、

私の目の前で、

金沢名物ハントンライスを

むしゃむしゃ食す息子を見ながら思いました。

 

(母の日だっていうのにさ!)

 

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