水もモノも流れてこそ | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

 

やましたひでこ公認

チーフ断捨離®トレーナーの北林ちかこです。

 

桜が散ったと思ったら、

ハナミズキが開き始めました。

 

春って、いいねラブラブ

 

 

我が家にはハナミズキが3本あるのですが、

そのうちの1本が、昨年、突然枯れました。

 

東側の一番いい場所を陣取っていた1本。

 

真っ白な花をたわわにつけて、

道行く人に、いつもお褒めの言葉をもらっていたのに。

 

1年様子を見ましたが、

回復する兆しはないようです。

 

5メートル近くあるので、

自分で掘り起こすことはできません。

 

出入りの植木屋さんに見積もりを出してもらったら、

なんと、48,000円だって!

 

ただ木を抜くだけで、48,000円!

 

枯れ木を放っておくわけにはいかないけれど、

ちょっとどうしよう…。

 

 

この困ったハナミズキの近くに、

雨水用の浸透桝があります。

 

これは地中に埋めたマスに、

雨どいから流れ込んだ雨水をいったん溜めて、

ゆっくり地面に沁み込ませるシステムですが、

余剰な水はさらにパイプで排水するもの。

 

 

ところが、この浸透桝から

水を出すパイプの中に、

木の根っこが入り込んでいました。

 

かなり太い…というか、

最初は細かったのが、育っちゃったという感じ。

 

パイプいっぱいに広がって、

ほとんど水が流れません。

 

なんだか地面がじゅくじゅくしていたのは、

このせいだったのね…がーん

 

ですが、浸透桝もパイプも

地中に埋めてあります。

 

ぎっしり入り込んだ根っこは、

引っ張たくらいじゃ、びくともせず、

取り除くには、パイプごと掘りあげて、

交換しなければならないでしょう。

 

オ・オ・ゴ・トです。

 

たぶん、こっちは48,000円くらいじゃ済まないはず。

 

伐根とあわせ、

どうしたらいいのか、思案中です。



 

それでね、パイプを埋め尽くした根っこが、

水をせき止め、浸透桝の機能を低下させ、

周囲の地面を湿地にしてしまった様子を見て、

なにを思ったかというと、

詰まった場所には、必ず不具合が出るということ。

 

本来はサラサラと雨水を流す役目のパイプが詰まり、

浸透桝内の水は、淀み、染み出し、あふれています。

 

根っこがまだ細いうちなら、

私の細腕でも、引っこ抜けたでしょうが、

今となっては、それもできません。

 

これと同じようなことが、

住まいのあちこちでも起こります。

服でいっぱいのクローゼット。

 

要も不要も一緒くた。

 

まだ着られる、いつか着る、

痩せたら着る、もったいない…と、

処分を先送りにし続けたせいで、

10年以上前の服まで押し込まれ、

おしくらまんじゅう状態。

 

扉を開けた瞬間の圧迫感は、半端ではありません。

 

ゆとりがないので、

服を出すのも、仕舞うのも一苦労。

 

なにがどこにあるのか、

一目では分からず、

好きな服も行方不明になりがち。

 

コーディネートも、なかなか決まりません。

 

 

食品でいっぱいの冷蔵庫。

 

賞味期限切れも、余りものも、

干からびたモノも、変な臭いがするモノも、

冷やしてあれば大丈夫でしょ…とばかりに、

すべて保存してあります。

 

「お母さ~~ん、これ食べても大丈夫?」と

子どもに聞かれることも日常茶飯事。

 

食品がぎゅうぎゅうに入っているので、

奥のほうに何があるのか把握できず、

同じモノをまた買ってしまい、

結局、食べきれずに腐らせてしまいます。

 

 

本であふれた書棚。

 

読んだ本も、読んでいない本も、

面白かった本も、退屈だった本も、

役に立った本も、買って後悔した本も、

また読む本も、二度と読まない本も、

買っただけで満足してしまった本も、

み~~~~~んな、書棚に詰め込んであります。

 

二重三重に並べられ、

奥の列にはなにがあるのか見えません。

入りきらない本は、

横にして押し込まれ…、

書棚の前の床にまで、積み上げられる始末。

 

こんな状態で、1冊、1冊を

丁寧に扱うなんて、できません。

 

 

げた箱は?

 

食器棚は?

 

洗面台は?

 

玄関は?

 

洗濯機の周りは?

 

パイプの中の根っこよろしく、

モノがはびこって、いいことなんて、

ひとつもありません。

 

まだ根が細いうちに対処できれば、

時間もエネルギーも節約できますが、

もう待ったなし!の状態であれば、

今すぐ動かなければ。

 

どうしよう…なんて

言っている場合ではありません。

 

「今度こそは…」の今度って、

きっと今日なんでしょうねうへ

 

 

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