断捨離は人も捨てるんですか? | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

 

やましたひでこ公認

チーフ断捨離トレーナーの北林ちかこです。

 

日曜日は小松市で講演会。

 

 

小松市第一校下婦人会さまの

年度総会後の講演に、

断捨離を選んでいただきました。

 

若い世代が頑張っている婦人会、

役員のみなさまも、オール30代。(多分…)

 

子育て真っ最中の現役世代ですね。

 

断捨離はどんな世代にも有益ですが、

子育て中のお母さんは、

得るものも多いのでは…と思います。

 

子どもと一緒にいられるのは、

たかだか20年。

 

長いように感じますが、

本当はあっという間。

 

その20年で、一人では

なにもできなかった赤ちゃんを、

様々なことに自分で向き合い、

しっかり人生を歩いていく大人に

育てあげなければなりません。

 

自分のことは自分で決断し、

どんな結果も人のせいにはせず、

自分で責任をとる…、そんな大人に。

 

そんな大切な子育て期に、

いつも探し物をしていたり、

家の散らかりにイライラしていたり、

繰り返すリバウンドに無駄なエネルギーを使ったり、

思考も感情もからまりまくって、

子どもにあたってしまったり、

自分自身の方向性すら見失ったり、

自分の気持ちを犠牲にするから、

被害者意識にさいなまれていたり、

どうせ私なんか…と、

自分のことを好きになれなかったり、

そんなことをしている暇はないはずです。

 

一家の太陽たるお母さんが、

いつも燦々と笑顔を振りまいて、

自分も幸せで、家族も幸せであるために、

断捨離は必ずお役に立ちます。

 

 

講演会が終わってから、

役員の方たちと雑談中に飛び出した質問。

 

『断捨離は人も捨てるんですか?』

 

いいえ、人は捨てません。

 

手放すのは、人ではなくて、

その人との関係です。

 

人間関係を切るというのは、

冷たく聞こえます。

 

一度いただいたご縁は、ずっと大切にしなくては…。

 

わかりますよ、

でも別に絶縁するわけではありませんからね。

 

人は変わります。

 

体も心も環境も状況も

好みも興味も方向性も。

 

 

幼稚園の時の親友、

今でも変わらず、親友ですか?

 

そうあれれば、それはとても素敵なことですが、

現実問題として、そんなことは稀です。

 

私たちは生きて成長して、

その過程でどんどん変わっていくのです。

 

心が響きあって、

あ・うんの呼吸で理解しあえて、

魂の友だ!…と思うような相手がいたとしても、

それが一生涯続くとは限りません。

 

人間関係は、

濃くなる時もあれば、

薄くなる時もあるのです。

 

それを認められないと、

親しかった人と疎遠になりかかった時、

心が騒ぐね。

 

失うまいとして、

ぎゅっとしがみつくと、

とても苦しいね。

ああ、関係性が変わってきたんだな…と、

冷静に見極めることができれば、

これまで本当にありがとうと、

感謝の気持ちで、

適切な距離を置くことができます。

 

そこに罪悪感は必要ありません。
 

しばらくは一緒だった道が、分かれていくだけ。

 

向こうの道を行く相手を、

貴方も頑張って…とエールを送りながら、

手を振るだけです。

 



これはママ友の関係にも、

あてはまるかもしれませんね。

 

子どもたちが、お砂場で一緒に遊んでいた頃と

高校生になった今、

同じ頻度、同じ温度、同じ熱心さで

お付き合いすることは、難しいことです。

 

自分にはあわなくなったグループからのお誘いも、

せっかく誘ってくれたんだから、

断ったら、嫌われるから…、

2時間、我慢すればいいんだから…と、

不本意ながらに参加するのは、

どこか違うと思いませんか?

 

喧嘩別れするわけじゃない、

絶交するわけじゃない、

でも、今までとは違う距離感でいる。

 

それはそれぞれの時間、

それぞれの想い、

それぞれの人生を尊重することに

ほかなりません。

…講演内容よりも、

もしかして、こっちの雑談のほうが、

実はみんな、聞きたかったりして…まったり

 

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