丁寧さは愛を伝える | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

 

今年はことのほか、

桜が待ち遠しいワタクシ。

 

特に理由はありません。

 

毎年、桜は嬉しいので。

 

でも今年はなぜか、

はやく咲かないかなぁ…と心が急きます。

 

そうしたら、一足早く、

桜満開のカードが届きました。

 

複数枚が重なった切り絵。

 

かなり立体的です。

手に取った時、

心がふわっとしました。

 

驚きとときめきと。

 

中身は招待状です。

 

日時と場所と趣旨が記されています。

 

これを伝えるだけなら、

簡単なメールでもOKなのに、

わざわざ手間をかけて、

カードを選び、文言を考え、

体裁を整えてプリントし、

しかもそれを自ら配達してくれました。

 

効率だけを考えるなら、

時間とエネルギーがもったいない。

 

だけど、人とのコミュニケーションって、

それだけじゃないよね。

丁寧に時間をかけて用意された招待状。

 

気持ちがこもった招待状。

 

受け取った私は、

自分がとても大切に扱われていると感じました。

 

心をこめる…って、愛を伝えることなんですね。

 

彼女は、あることがきっかけで、

なにげない毎日のなにげないこと、

たとえば、「いただきます」と言えること、

「美味しいね」と言えること、

きちんとお出汁をとること、

自分のために丁寧にお茶を淹れること、

そんなことが、実はとても大切で、

とても幸せなことなんだ・・・と気づいたと言います。

 

忙しく飛び回っている時には、おろそかにしていたこと…。

 

その気づきを、心のゆとりと呼んでもいいでしょうか。

 

 

私たち、不満や愚痴を並べる前に、

もっとできること、あるよね。

 

目を外に向けて、

私にはあれがないから▽▽できない、

これがないから〇〇できない…、

あの人は環境が整っているから、

◇◇できるんだ…と、言い募る前に、

もっとできること、きっとあるよね。

 

そういえば、台湾で、

断捨離トレーナー研修が始まる前に、

陳浩さんがお茶を淹れてくれました。

 

台湾のティーセレモニー。

 

浩さんは会社の社長です。

 

私たちにお茶を淹れている間に、

ビジネスメールの1通も書きたいでしょうに、

丁寧に、丁寧に、10人分のお茶を淹れてくれました。

ゆったりとした時間、美しい所作。

 

私たちはみな、

浩さんにおもてなしされた…と

心から感じました。

とても満たされた気持ちになりました。

 

 

料理にしても、洗濯にしても、

掃除にしても、子育てにしても、

ひとつひとつのことを、

丁寧に扱える人に憧れます。

 

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