大掃除する?しない? | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

2015年も残すところ、あと2日。

新しい年を迎えるにあたって、
やっぱり気になるのが大掃除

雑誌もテレビも
こぞって大掃除特集でにぎわっています。

私が子供のころは、
大掃除は一家を挙げてのイベントでした。

男も女も老いも若きも、
全員が参加して、一年の汚れを落としました。

昭和の大掃除は、畳を上げたり、
障子を張り替えたり、
本当に大がかり。

普段は掃除なんかしなかった父親も、
この日ばかりは、先頭に立って頑張りました。

でも最近は、こういう光景も、
目にしなくなりましたね。

そう、私たちの生活は、変わってきているのです。

核家族で、
気密性のいいマンションや戸建てに暮らす人が増え、
家屋も純和風からフローリングが主体になり、
障子も少なくなりました。

サザエさん一家のような大掃除って、
もう風物詩になりかけているのかも…。

 

さてその風物詩、
ダンシャリアンの間では、
大掃除をする派・しない派で
意見が分かれているようです。

 大掃除しない派。

*断捨離でモノが減ったおかげで、
掃除が楽になり、日頃からこまめにやっているから、
わざわざ大掃除をする必要もない。

*大掃除は長年心の負担になってきた。

大掃除&お節作り&年賀状でアタフタするのではなく、
年末はゆっくり過ごしたい。

*1年に1度、気合を入れて
掃除するのは賛成だが、
なにもわざわざ真冬にすることはない。

気候のいい時にやる。

 大掃除する派

*1年のけじめ。

*家族が協力して掃除できるのは、
年末しかない。

*美しく磨き上げられた清々しい家で、
新しい年を迎えたい。

神様だっていらっしゃることだし…。
 

さて、貴方はどちらでしょう?

私は…、どっちでもいいと思うのです。

大掃除を断捨離!

…まあ、かっこいいですけど、
人それぞれですから。

私個人の話をすると、
大掃除は嫌いでした。

まず掃除することが、
楽しいこと、ウキウキすること…なんて、
全然思えなかったから、
義務感だけでやっていました。

とにかくモノに溢れた住まいだったので、
掃除は重労働。

当時は3LDKのマンションに住んでいました。

部屋は3つとリビングだけ、庭もないのに、
ゴールは果てしなく遠く思えました。

それに結婚してから、
大掃除は私一人の役割でした。

1人でなにからなにまでやるのは、
本当に負担が大きく、
12月はいつもため息ばかり。

きっと怖い顔して、
不機嫌全開で掃除をしていたと思います。
 

そして今。

断捨離を知ってから、6年が経ち
カタツムリ同盟なんて豪語するほど、
のんびりした歩みでしたが、
まがりなりにもずっと続けてきました。

マラソンや磨き隊で、
モノが減って掃除がラクになり、
家に手をかけることが、
以前ほど嫌ではありません。

口癖は「面倒くさい」
座右の銘は「人は埃で死なない」。まったり

それほどズボラだった私が、
気づいた時にちょこちょこ掃除ができる人になるなんて!

片づけよう…とか、
磨いてみよう…とか、
そう思えるようになった意識の変化こそ、
最大の収穫かもしれません。

…で、年末ですが、
特に大掃除はしません。

いつものちょこちょこ掃除の延長で、
小掃除…くらいかな。

元日には、総勢11名のお客様を予定しています。

それでも大丈夫。

そう思える自分であり、
そう思える住まい。

私が断捨離で手に入れたのは、
まさにこのゆとりです。
 

大掃除をする・しない、
どっちがダンシャリアンとして正しいか
…という話をしているのではありませんからね。

結果的に、私はしなくても大丈夫になっただけ。

そして今年は、
小掃除で済ませる選択をしただけです。

大掃除する派の方たちは、嫌々ではなく、
自分がそれを選択しているんだという意識を忘れずに、
頑張ってくださいね。

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