ふと気づいたら、
庭のハナミズキが紅葉していました…。
９月も半分終わったし、
もう半袖では寒くなっているし、
サンマや梨は、めちゃ美味しいし、
季節はめっきり秋ですね～～～。
ではでは、衣替えのエピソード第５弾、
本日は、REIさんから。
「私が衣替えで手放したもの。
某有名衣料品店の12年モノフリース。
今や誰もが知る量販店も
かつては中国、九州地区を中心に展開していた
地元の衣料品店。
中高生のころから通っていたが、
当時は正直、オシャレさにかけた。
その後、就職で上京した翌年の2000年、
この衣料品店か新宿に出店。
私は関東出身の同僚を引き連れ、
自分は昔からこの店の服を取り入れていたと得意げ店内を案内。
そこで赤いフリースを取り入れた。
以降12年冬が来るたびに、部屋で身にまとった。
古くなっているのに何故か惜しくて手放せなかった。
断捨離でよく耳にする過去の栄光。
私は、今や世界的になった衣料品店の新宿出店の栄光を
このフリースに勝手に重ねていたのである。
この度、フリースはこの衣料品店のリサイクル活動へ。
代わりにUVシャツを取り入れた。
断捨離とはまさに代謝。」
フリースで有名なあの店ですね。
以前は町の洋服屋さんだったんですか。
今や海外にも店舗を持ち、
社内公用語は英語の国際企業。
そんな大出世頭を、
まだヒヨっ子の頃から知っていた…なんて、
自慢もしたくなるでしょう。
「私だけが知っている」わけではないのに、
なにかしら人に先んじているような、
優越感にも似た感情。
誰にでもあると思います。
でもREIさんは、古いフリースと一緒に、
そんな気持ちも手放しました。
きっと気づいたのでしょう、
そんなことで人と競わなくても、
自分の価値は揺るがない…と。
モノも心も新陳代謝を重ね、
様々な制限や思い込みに気づき、
それを取り除き、
私たちはますます自由になります。
新しいUVカットのシャツで、
ごきげんにお過ごしください。
次はサンドラさん。
「私は若い時から、服をたくさん持っていた。
断捨離に出会うまで、
冬から春への衣替えでのクリーニング代は、
3万円はかかっていたと思う。
3割引きセールなどを利用して、この金額である。
多忙のため（？）自分で洗う気もなく、
必要経費と割り切っていた。
しかもセールを待っているので、
夥しい数の服を何日も置いておく…。
それは「開かずの間」が何部屋もできるでしょう(-_-;)
そして断捨離に出会って4年目の今年、
服はかなり処分した。
家で洗えるものは洗った。
今回クリーニングに出したものは
家族みんなで５枚だけ（内、私のものは2枚）。
クリーニング代はやはり３割引きを利用し、3480円で済んだ。
何ともスッキリの衣替えだった。」
３万円が3480円！
数字にすると、
効果のほどがはっきりします。
これまでの26,520円は、
必要のない経費だったんですね。
サンドラさんは、とてもお洒落な方です。
ファッションに関心がある人は、
あれも着たい、これもチャレンジしてみたい、
流行も取り入れたい、
コーディネートも試したいと…、
いろいろ考えるのだと思います。
でも手当たり次第に取り入れていたら、
大変なことになりますね。
体はひとつしかないのですから、
それこそ着ない服の墓場ができてしまいます。
好きなのに、厳選するのは、難しいことかもしれません。
でもあえて
自分に120％合う服オンリーに絞ると、
元々のセンスがさらに磨かれて、
輝きを増すのではないかと思います。
先日、やましたひでこさんのクローゼットを
見せてもらいました。
人前に出るお仕事なのに、
ジャケットとシャツとワンピースで10数枚だったでしょうか。
でもひでこさんは、いつもファッショナブル。
少ない枚数を着回しているはずなのに、
また同じ服…という印象を受けません。
本当に気に入った服を、
気に入った期間だけ着る。
そうすると服はその人の一部となり、
全体として輝きを放つのかもしれません。
衣替え選手権のエピソードに、
お付き合いくださり、ありがとうございました。
体験談を読むのは、とても励みになります。
100人いれば100通りの断捨離があるように、
衣替えも人さまざま。
でも共通しているのは、
衣替えをしながら、
皆さんが自分とちゃんと向き合っていることです。
断捨離の本当の目的は、モノを捨てることではありません。
モノの取捨選択を通して、
自分を知り、受け入れ、さらに好きになり、
どんどん高次元にシフトしながら、
幸せになることです。
私もクローゼット内部はかなり絞りましたが、
皆さんのチャレンジを読ませていただいて、
またムクムクやる気がわいてきました！
シルバーウィークは、断捨離三昧になりそうです。
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