巣立ち近し | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

おはようございます。

「進学で県外に出たら、
そこが第2の故郷になるわけだし、
もう地元には戻らないかもしれないなぁ…」

しみじみ娘に言われて、
喜びと寂しさがごちゃまぜな
北林ちかこです。

 

「幸福とは縁ある人々との
人間関係を噛みしめて、
深く味わうところに生ずる
感謝の念に他なるまい。」


断捨離実践徹底コースで紹介された
森信三先生の言葉です。

親子関係も、縁なのでしょうか。

私は縁だと思います。

 
映画「かみさまとのやくそく」
登場する子どもたちは、
自分で親を選んだと語ります。

たくさんの魂が天上から
テレビ画面のようなものを通して地上を見ていて、
「あの人の子どもになりたい!」と
自ら名乗りを上げるのだとか。

選択の基準は分かりません。

でもなにか思うところがあって、
私を母として選んで
生まれてきた子どもたち。

選ばれた当初、
私はとてもとても未熟な人間でした。

子どもが生まれれば、
いきなり「お母さん」という立場になりますが、
中身も「お母さん」かというと、
そういうわけではありません。

子の成長とともに、
お母さんになっていくのです。

ほぼ20年の子育てを通し、
さまざまな体験をさせてもらいました。

嬉しかったこともあれば、
悲しかったこともある。

子どものために、
限界を超えて頑張ったこともあれば、
疲れ切ってくずおれたことも。

絶対大丈夫と思ったこともあれば、
もうダメかも…とあきらめかけたことも。

愛しさがこみ上げた日もあれば、
心配で眠れなかった夜も。

山あり谷ありの子育て。

たくさんの経験…。

たくさんの想い。

そのひとつひとつがとても愛おしい…。

親子関係はこれからも続きますし、
まだまだサポートはしますが、
進学はひとつの節目、
大きなジャンプですね。

 

貴女とのご縁、
たっぷり噛みしめてきました。

私の所に来てくれて、ありがとう。

私を「お母さん」にしてくれて、ありがとう。

どんどん大人へと、
自立へと向かっていく貴女。

養育し保護する者とされる者の関係性も、
変わっていきます。

1対1の人間同士として、
さらなるご縁を噛みしめていくこれからを、
とても楽しみにしています。

改めて、よろしくね。

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