犬の散歩に行こうとドアを開けたら、
キジが歩いていました。
女の子ですね。
普通の住宅街ですが、
山に近いので、時々、遭遇します。
イタチやカモシカやイノシシの目撃情報もあります。(＾＾ゞ
これでサルがいれば、鬼ヶ島に行けますね。
さて、ダンシャリアンになってから、
人にモノを贈ることに慎重になりました。
善意の贈り物であっても、
相手の負担になることがあるからです。
たいていの人は、
好みに合わなくても、
「ありがとう
」と笑顔で受け取ってくれます。
でもそれがそのご家庭では不要なモノであり、
私から貰ったという理由で、
いつまでも処分できずにいるのだとしたら、
贈り物の意味がありません。
逆もしかり。
自分が受け取る場合も、
相手のお気持ちは十分にいただきますが、
品物そのものは、活用できないこともあります。
いただいた品物を、使いもせずに処分するのは、
本当に心苦しいことです。
そんな負担を与え合うことは避けたい・・・と
思うようになりました。
ただ、贈り物が必要な時、ありますよね。
誕生日や記念日のお祝いだけでなく、
ちょっとしたお返しやお礼の品。
私はできる限り、しばらく楽しんだら
なくなるモノを選ぶように心がけています。
例えば、お菓子とかお茶とか果物とかお花とか。
もらって嬉しくて、邪魔にもならず、
食べたり、時間が経てば、なくなる品物です。
でも先日、面白いことがありました。
お礼の品を渡す機会があり、
お花かお茶・・・と考えていたのですが、
直前で気が変わりました。
あまり高額な品だと、
かえって気を遣われるので、1000円くらいの物。
頭にぱっと浮かんだのが、白雪ふきんでした。
私も普段から愛用していて、
とても使い勝手がよく、しかもかわいい。
値段も１枚350円くらいから。
イメージに合せて、
ラベンダーと淡いピンクの２色を選んで差し上げました。
すると、彼女は、開口一番
「こんなきれいな物、
もったいなくて、とても布巾として使えない！」
謙遜ではなく、本当に使えない・・・と思っているようでした。
布巾にするのは、使い古しのタオルで十分だと仰います。
これまで一生懸命働いて、子供も立派に育て上げ、
やっとご自分のために時間を使えるようになった女性です。
それだけの人生キャリアがありながら、
たった350円の布巾が使えない・・・とは。
そこで失礼にならない程度に、
たった1枚の布巾でも、
質がよくて、きれいな品を使えば、
毎日の台所仕事が楽しいものになることや、
白雪ふきんを使うことは、決してもったいないことではなく、
むしろそちらのほうが相応しく思えることを、お伝えしました。
ポカンとしたお顔でしたが、
果たして、使ってくれたでしょうか。
使ってくれたらいいなぁ、
可愛い柄の布巾を洗いながら、
なんとなく嬉しくなる・・・という体験をしてくれたらいいなぁ。
あの時、お花ではなく白雪ふきん…という
自分の直感に素直に従ったおかげで、
図らずも、彼女と面白い話ができました。
まあ、布巾も消耗品ですから、
しばらく使ったらなくなる物のカテゴリーに
入るかもしれません。
可愛い２枚の布巾が、
なにかのきっけになれば幸いです。
可愛くて使いやすい布巾。愛用者は多いですよね。
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