汚内(おうち)に光が・続編 | 北林ちかこのブログ

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並木道を優しい風が通り抜けるように、自然体で生きたい

ごきげんさまです。

近所の車のフロントグリルに、こんなものが…。

断捨離マラソンfrom金沢

かなり大型のトンボです。

今朝はけっこう蒸しますが、
季節は確実に移ろっているんですね。



先日ご紹介したMさんの続報が入りました。

Mさんのご実家は、
汚内(おうち)と形容するほど、散らかっています。

ダンシャリアンのMさんは、
片づけたくて仕方がないのですが、
大量の不要物はご両親のモノなので、
手が出せません。

セミナーで学んだ、
「人のモノには手をつけない」を忠実に守り、
自分のモノだけを、黙々と断捨離してきましたが、
共同スペースの惨状に
ストレスを感じていました。

ある日、意を決して、
ご両親に自分の気持ちを伝えたところ、
「2階のトイレは好きにしていい」とお許しが出ました。

喜び勇んで、トイレの断捨離をしたMさん。

そして何が起こったと思いますか?

以下はMさんの投稿です。


2階のトイレを「私の好きに」している途中、
母が来て、「お母さん、あれが気になるの・・・」
と教えてくれました。

母の視線の先には割れて、
セロテープで補修してある天井のランプ
カバー。

すぐにイスを持ってきて外しました。

母も私もスッキリ♪

その事を父に伝えたら
「合う物を見つけよう(^-^)」
と言ってサイズを測り、色々調べ始めました。

2階に戻ると母がトイレ掃除を始めていました(笑)

何だか面白いなぁ。

「私の好きに」だけど、みんなで空間を創っている感じ。

この作業は「玄関」へと続きました。

更に近々「食器棚」へと続く予定です。


実家の「年末大掃除」はありません。

寒い雪の中はみんな嫌なので
「年に1度の大掃除」は体が動く春か秋です。

今年は両親と断捨離もできたらよいなぁと願います☆




なんということでしょう。

(劇的ビフォーアフター風に^^)

こんな展開、誰が想像しえたでしょうか?

誰だって、汚内よりも、お家を好みます。

「これでいいの!」と言い張っている人だって、
実は、本当は、心の中では、
散らかった部屋より、
片づいた部屋で過ごしたいと思っています。

でもそれを誰かに指摘されると、
責められているようで、つい意固地になってしまうのです。

Mさんは、現状を責めることなく、
自分の気持ちを穏やかに伝えたのでしょう。

おそらく、「さっさと片づけてよ!むかっ」ではなく、
「片づけてみたいんだけど…、いい?」的なニュアンスで。

元々、片づけること自体に反対しているわけではないので、
娘が片づけたいと思って、

友好的に許可を求めてきたら、
反対する理由はありません。

Mさんが実際に片づけ始めると、
ご両親も、やっときっかけがつかめたと
感じたのではないでしょうか。

本当は、不要物だと分かっていた。

ゴミだと分かっていた。

捨てたいと思っていた。

片づけたいと思っていた。

でも、きっかけが掴めなくて、
これまで放置していた自分が
責められるようで怖くて、
あまりの量に圧倒されて、
どこから手をつけていいのか分からなくて、
最初の一歩を踏み出せなかったのかもしれません。


Mさんの体験は、
たくさんの方の励みになると思います。

女の一念、岩をも通す…、

もとい、ダンシャリアンの熱意、
氷の壁をも溶かす…ですね。(^^ゞ

ご実家のこれからが、楽しみです。




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