ごきげんさまです。
金沢断捨離会の北林ちか子です。
冷蔵庫の断捨離、いかがでしたか？
食べられないモノや食べないモノが、
たくさん出てきたのではないでしょうか？
冷蔵庫がすっきり片づいていると、
何が入っているか一目瞭然になり、
無駄な買い物も減るはずです。
お料理する意欲がアップするのも嬉しいですね。
さて断捨離マラソン３回目は玄関です。
玄関は、家の顔。
帰宅した時、最初に目にする場所です。
訪問者も必ず玄関から入ります。
玄関がぐちゃぐちゃだと、
なんだか家全体も
ぐちゃぐちゃなような感じがして、
（実際そうであることが多いのですが…）
せっかく帰ってきたのに、心が萎みます。
空気も淀んで、運も逃げてしまいそうですね。
清々しい新緑の季節、
ドアを開けると、
さ～～っと心地よい風が流れ込む、
そんな玄関にしたいものです。
では、始めましょう。
まず、玄関を見まわしてください。
なんだかゴミゴミしていませんか？
玄関にあるべきではないモノが、
置きっ放しになっていませんか？
古新聞は積んでありませんか？
スキー用品やゴルフバッグが、
埃をかぶっていませんか？
除雪用のスコップは、
今の季節、出番はありませんね。
宅配便のダンボールが、
なぜ玄関にあるのでしょう？
お裾分けしてもらった土付きの野菜は、
三和土の上じゃなく、
台所に行くべきです。
カタログやDMが、
ポスト前に溜まっていませんか？
ガーデニング用品も、
玄関には似合いません。
出そうと思っていたゴミ袋が、
そのまま…なんてことは？
玄関は、モノが溜まり易い場所です。
外から帰ってきて、ほっと安心し、
荷物を置いて、靴を脱ぎます。
そして一時的に置いたつもりの荷物が、
そのまま放置されて幾歳月。
やがて風景の一部と化して、
意識を素通りしていきます。
かくて、大切な家の顔は、
雑多なモノで溢れかえるカオスとなります。
仮置きしたモノ、一時的に置いたモノ、
玄関に属さないモノを、
すべて撤去しましょう。
不要と判断したモノは処分し、
大切なモノならば、
あるべき場所に戻します。
さて、何が残りましたか？
そうです、靴と傘ですね。
断捨離するのは、自分の靴と傘だけですよ。
もう何年も履いていない靴、
底がすり減った靴、
穴が開いた靴、
デザインはいいけれど、
痛くて履けない靴はありませんか？
靴も経年劣化します。
２０年物のスニーカーは、
ある日突然、靴底が裂けたりします。
靴箱に仕舞っておいても、
きっとこの先、履くことはないでしょう。
処分したからといって、
後悔する可能性はとても低いと思います。
傘はどうでしょうか？
どんなに土砂降りだったとしても、
１度にさせる傘は、１本だけです。
外で雨に降られる度に、
安易に買ったビニール傘、
いったい何本あるのでしょうか？
骨が折れたり、破れていたり、
なんとなくカビ臭かったりする傘、
ただでさえ鬱陶しい雨の日の
お供にしたいですか？
傘立てに入りきらないので、
倉庫に保管していた傘を、
思い立って数えてみたら、
42本あった…という話も聞きました。
いくらなんでも、
そんなには必要ないですね。
しっかり厳選して、
お気に入りの傘と出かけた方が、
心も弾むというものです。
不要なモノがなくなって、
玄関がすっきりしたら、
不思議と掃除もしたくなるはず。
いつ誰が来ても慌てないように、
そしてなによりも自分と家族が、
気持ちよく出入りできるように、
きれいに掃き清めておくといいですね。
＊アドバンス編
靴と傘ときたら、
やはり次は鞄やバッグでしょうか。
高価な場合が多いので、
難易度は高めですが、
トライしたい方は、
ぜひ挑戦してみてください。
長いこと使っていないモノ、
型崩れしたモノ、
擦り切れたモノ、
変色したモノ、
昔は好きだったけれど、
今はそうでもないモノ、
使いたい…と思えないモノ、
そういう鞄やバッグと向き合って、
「これ、必要？今の私に相応しい？」と
問いかけてみてください。
ご判断は、お任せしますね。
では、また来週。
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