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汗の手を握り死体の腕を切らんと
新庄美奈子
「原爆俳句集『広島』」より
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汗の手を握り死体の腕を切らんと
新庄美奈子
79年前の広島で
こんな事実があったなんて
初めて知りました。
この俳句で、
当時19歳の少女(美奈子さん)が
亡くなったお父さん(43歳)の手首を切り落とす、
原爆は
そんな残酷な現実を
生み出していたのだと知りました。
記録によると、
お父さんが亡くなったのが
軍の施設内であったために
火葬することが許されず、
僅かな頭髪と
手首を切り離して遺骨としただけで、
御遺体は他の無数の遺体と共に処理されたそうです。
記録に残る“処理”という言葉からも
当時の混乱と悲惨な状況が容易に想像できますね。
唯一の戦争被爆国である日本。
原爆投下の直前まで
日常の営みがあった訳で。。。
原爆投下によって
広島・長崎で
何が起こったのか
何を失ったのか
知ることの大切さが身に沁みました。
断捨離の最上位概念は“命”
断捨離の願いは世界恒久平和
全ては ひとつ
ではまた

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