ごきげんさまです
ご訪問くださりありがとうございます。
只今、
両親が暮らしている実家の
断捨離実習中です。
実家の布団の押し入れ
ほとんどが婚礼布団です。
赤で囲んでいる布団は未使用品です。
囲んでいない布団は
2年前から使用しています。
問題です。
Q.誰の婚礼時の布団でしょう?
今年7月31日に
トレーナー講習生になりました。
宮城県気仙沼市在住
高橋弘枝
と申します。
11月26日まで
実家の福岡から投稿いたします。
近くの浜辺です
遠浅の綺麗な海ですよ〜
答は、
A.両親の婚礼布団。
63年前の
父25歳、
母19歳、
結婚時の
婚礼布団なんです。
大事に使い続けていたのなら
まだしも、
長い間
未使用だったのです。
2年前、
実家の断捨離をした時に、
物置から発掘したのです。
物置を片付けていると、
長持という四角い箪笥が2棹ありました。
*長持(画像はお借りしました)
開けてみたら、
両親の婚礼布団が
未使用のまま保管されていました。
しかも、
使っていないのに、
定期的に、
綿の打ち直しをしていたのでした。
*綿の打ち直しとは。
使用してヘタってしまった布団を、
綿の打ち直しをしたり、
仕立て直しをしたりして、
蘇らせることです。
もうビックリ
婚礼布団発掘当時の
両親の年齢は、
父88歳、
母82歳。
いったい
いつ使うつもりなんだ~~~!
勿体な~~~い!
モノを大事にするにも程がある
呆れました。
母に詰め寄ると、
「あんたが使えば良いよ」と
ニコニコほざいた!
「使う訳ないやん!!」
「ありがた迷惑!」
母の馬鹿さ加減に呆れて、
私はそう言い放ちました。
断捨離では、
モノを大事に惜しむあまりに、
自分よりモノを上位に扱うことを
良しとしません。
断捨離の最上位概念は、
「命」
なのです。
断捨離を学び始めた私は、
両親の命よりモノを大切にしていた母に
怒りを覚えました。
そして、
使いもしないモノに、
空間と
時間と
お金と労力をかけて来た母を
「考えなしの人間」だと軽蔑しました。
先日の
第4回トレーナー講習で、
ひでこ先生から
「質問を寄せてくるクライアントさんは、
感情を癒されたい。
同意されたい思いがある」
と言うことを学びました。
クライアントさんの
感情的な背景を読み取ることの重要性を
肝に銘じた講習となりました。
帰省して、
この婚礼布団を見た時、
ハッとさせられました。
自分達の婚礼布団を使わずに、
60年以上も手入れをしていた母。
戦中戦後のモノの無い時代に、
親が準備してくれた婚礼布団。
親の愛情が詰まった布団に対する
両親の思い。
その思いと、
「子ども達にはモノで不自由をさせたくない」
という思いが重なって、
長い間
保管することになったに違いありません。
上から目線で母を否定した自分を恥じました。
先ず言うべきことは
「ありがとう」
だったはずです。
気づけて良かったです。
両親の婚礼布団は、
綿の打ち直しを経て、
令和時代の
トウルース◯ーパーと一緒に、
今、
両親と私たちで使っています。
やましたひでこ先生は、
「モノには思いが貼り付いていて、
ひとつの物体として
私たちの前にあるような
気がしてならないのです」
とおっしゃっています。
モノ+思い
これが重いものであればあるほど、
その思いの拠り所となっているモノを
手放すことで、
心までもが軽くなるのです。
心が軽くなる経験を重ねていると、
つい、
手放すこと(捨)や
受けつけないこと(断)に
意識が行ってしまいがちですが、
自分のモノならまだしも、
人のモノには、
一歩立ち止まって、
その人の感情を
きちんと読み取る心の余裕を
持ちたいと思います。
あ、
断捨離トレーナー講習生ですもの、
「持ちたいと思います」
ではなく、
「持ちます!」
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