こんなお話を聴きました。

 

 

鈴木さん(仮名)が、スポーツ用のサングラスを買うために、眼鏡屋さんに行きました。

すると、甲乙つけがたい、二つのサングラスがあったそう。

 


どちらも、価格はいっしょ。


サングラスA
デザインがよく、かけ心地がとてもいい。


サングラスB
デザインがとてもよく、かけ心地もいい。

 

 

サングラス 断捨離

 

 

鈴木さんは、AかBかで、迷ったんですって。

 

 

眼鏡屋さんは、
「どちらも買っちゃうのもアリですね」
「どちらかというとBが似合いますね」

 

 

さあ、あなたならどうしますか。

 

 

..........

 


鈴木さんは、断捨離の「三分類」をピーン!と思いついたそう。

うん。とても、ナイス判断ですよね!

「AかBか」という二つの選択肢で迷ったとき、鈴木さんは「断捨離の三分類」を持ち込んだんです。



では、サングラスをどう三分類するのか?
まず、この二つは決まりますよね。

 

 

①デザイン
②かけ心地

 

 

そして、もう一つ。

似合うか似合わないか。

・・・ではなくて。

 

 

かけて見たとき、テンションがあがるかどうか? を基準にしたそう。
つまり、

①デザイン
②かけごこち
③テンション

 

 

この基準に基づいて、鈴木さんは、
①デザインがとてもよく
②かけごごちもよい

③かけるとテンションが上がる(しかも似合うと言われた)
サングラスBを選びました!

 

 

 

 

パチパチパチ。

 

 

届くのがたのしみだそうです。

そりゃそうですよね。

愛着のある、自分を豊かにするアイテムになること、まちがいなしですね、鈴木さん!

 

 

..........

 

やましたひでこより伝授された、断捨離の三分類思考は、二項対立(白・黒、善・悪など)を超えるツールです。

鈴木さんのように、自分だけの「第三の軸」を持つことで、本当に納得のいく答えが見つかるんです。

 

 

私にとっても、「第三の道」を思いつく、直感ツールでもあり、すごく助かってます。
たとえば、ある試験を受けようかどうか、悩んだ時。

①受ける
②受けない
③保留(来年受ける)
とかね!

 

 

断捨離の三分類は、
迷いがなくなる三分類! 

 

 

決断力がつきますよ。
俯瞰力もつきますよ。

・・・とやましたひでこは述べています。

 

 

..........

 

 

さて、ここでひとつ申し上げたいことが。


受ける・受けないは、もちろん決断。

ですが、「保留する」という行動も、立派な決断。



保留=決断を先延ばしにしているだけでは? と感じるかもしれないけれど、意図と意志をハッキリさせているのだから、決して先延ばしではありません。・・・と私は思っています。

 

 

..........

 

 

二項対立を超えた、断捨離の三分類。

この“第三の選択肢”が、自分の生き方を広げる、深めるヒントになるんじゃないかなあ、と思っています。

よかったら、あなたの「第三の選択肢」エピソードも、ぜひ聞かせてくださいね。