そのモノを
だれかにあげる?
断捨離を考える際に、「この品物を誰かにあげよう」という考えに至った経験はありませんか?
私自身、最近、いただきものを前にして、それをどうしようかと悩んでいました。
いただいた量が多いのです。
その品物が良いものであるからこそ、単に捨てるのはもったいなく感じます。
けれども、誰かに差し上げることが本当に良い選択なのでしょうか?
捨てることの
先延ばし
単に「誰かにあげる」という選択は、実は問題の先送りに過ぎない可能性があります。
やましたひでこも指摘するように、これは「自分の始末を他人に肩代わりさせる」行為になりかねません。
もし、あげた相手がその品物を持て余してしまうようであれば、私が抱えていた問題が、そのまま新しい持ち主に引き継がれてしまうことになります。使用されず、ただ保管されるだけであれば、状況は何も変わりません。
捨てることを、単に、先延ばしている感じに思えてしまうんです。
だから、、、
自分で試してみて、肌に合わなければ、処分することにしました。
断捨離は、
俯瞰とスピード感
何かを手に入れた時、この子(モノ)は、将来どうなるのか?
俯瞰して考えたいなあといつも思ってます。
そして、モノには、使う・捨てる・あげる・売る、と、いろんなバリエーションがありますが、油断すると、ずっと放置してしまいそうなので、スピード感をもって、対処したいと思ってます。
モノにも、使うにあたっての「旬」があるハズですものね。
古来、始末してきた
お正月の松飾りだって、1月7日? 松の内に外してお焚き上げしますよね。
昔から、私たちは、しっかりと始末をする文化で育ってきているはずなのです。
きっちりと始末するのは、慣れれば得意になるのではないかと感じています。
もったいないからだれかにあげる、も立派な選択肢ではあります。
一方で、まずは自分の手で、潔く始末することも、考えていきたいですね。