昨日も沖ヨガ指導歴50年の師匠から
修正法の指導を受ける。
沖ヨガの修正法とは、
身体の歪みなどの異常を
正しい方向に導いていくための行法。
また、自分自身で
その異常を治そうとする力を育てること。
今日は、
身体を冷やす、
そして温めることの大切さを学ぶ。
師匠は毎朝、温冷浴を繰り返して、目覚めるそうだ。
道場でも、
修正法をする前には、
あずきカイロなどで腹や腰を温める。
時には、
氷水に浸けたタオルで腹や顔、腕を冷やす。
身体の表面を温めると、
内部は冷えてしまうという。
一方、冷浴で身体を冷やすと、
身体の芯はぽかぽかと温かくなるそうだ。
その理由を問うと、
「命は本来、
生きようとする力で満たされているから」
だから、強く冷やすと、
温めなきゃ生きていけないぞと、
身体が内部から熱を発し始め、
逆に強く熱すると、
冷さなきゃ生きていけないぞと、
身体を冷やす方向に動き出すという。
断食も同じだという。
食べ物を断つことで、
身体の細胞ひとつひとつが全力で動き出す。
身体に残存する力を使って、生き残るために動き出す。
なるほど。
では、
モノの断捨離も同じか。
モノを断つことにより、
不自由になることもあるだろう。
でも、私たちの命は、
モノを手放すことで、
五感が研ぎ澄まされ、活性化する。
断捨離をしていると
身体中の細胞が活性化し、
よりよく生きようとするエネルギーに
満たされるような感覚になることがある。
暖房や冷房などで、
身体を常に心地よい温度にすれば、
命はそれに甘え、生きようとうする力を弱める。
また、
必要以上の栄養を体に与え続ければ、
餓える心配がなくなり、
身体は甘え、動きは鈍くなり、
住まいのモノが過剰になると、
工夫することを忘れ、
思考力までも弱まってしまう。
私たちの命は「変化」が大好きなんだそうだ。
だからこそ、
様々な刺激を身体や脳に与えながら、
常に変化への刺激を自分自身に与え続けることが
幸せの秘訣なのかもしれない。
さあ、今日も、
断捨離にとりかかろう。
皆様も、素敵な1日を!
合掌
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