8月のお稽古

まだ暑い日が続いていますが、夜になると虫の音が聞こえるようになりました。朝夕の吹いてくる風には涼しさがあり、どことなく秋の気配を感じます。お盆を過ぎると朝夕が涼しくなってきて、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉のように、例年ですと9月下旬には暑さも落ち着いてくるようですが、今年はどうでしょうか。この暑さで庭の花も葉が焼けてしまったものが多く、今年の厳しい暑さを表しているかのようです。今日のお稽古にお持ちする花もちょっと苦労しました。


お茶
 山政小山園 式部の昔

お菓子 
 鏡板 金沢・諸江屋
 (横浜能楽堂のオリジナル加賀らくがん)
 琥珀糖

掛物 
雲悠々水潺々(くもゆうゆうみずせんせん)

高砂芙蓉、薮蘭、嫁菜、矢筈芒






【お稽古の内容】

花月之式、結び帛紗花月

【9月のお稽古の予定】
長板・総荘または二つ置 濃茶点前・薄茶点前

久しぶりに花月のお稽古をいたしました。足の運びや折据の扱いを確認しながらのお稽古でした。花が続いて同じ方に当たったり、ずっと座ったままの方がいらっしゃったり、と札の出方に偏りがありましたが、これはこれでいい勉強になったのではないかと思います。また炉の季節になりましたら、お稽古したいと思います。来月は久しぶりに長板にチャレンジします。濃茶と薄茶の点前の違いに気をつけながら楽しくお稽古したいと思います。来月のお稽古は15日です。よろしくお願いいたします。