「傷つけられることに
慣れなくていい

平気になんかならなくていい

怒ったっていい」


このセリフ読んで泣いた。



昨日読んだ漫画にあったセリフ。

「青に、ふれる」


違う漫画を読もうとしてる時にたまたま見つけて、

ふと気になって読み始めたんだけど、

読み始める時にはまさか、泣くことになるとは思ってなかった。


でも、これは私に必要な言葉だから、神様が巡り合わせてくれたんだと、後になって思う。



他人からひどい言葉を言われて傷ついた主人公に、

(主人公が好きな相手である)担任の先生が言った言葉。


このシーン自体も良いのだけど、

この言葉が、琴線に触れた。


短い言葉だけど、

自分がいかに傷ついているのかに気づくのには十分だった。




人の言葉でイラッとしたり、モヤモヤしたりすること。

関係性が深いと、より衝撃が強い。


日々の軋轢。

いや、軋轢というほどでもなく、日常の細かい、それはそれは細かい、些細なこと。


よくあることだと思う。

どこの家にもそんなことよくあるって言われるかもしれない。


気にしない気にしない。

さらっと流しちゃえば済む話。

愚痴のネタにして笑い飛ばしちゃおう。

そうそう。そんな感じ。



でも私にとっては、それが

地味に、ボディーブローのように少しずつ、

でも着実に、

心を蝕んでいく。



嫌なことを嫌だと伝えずにいた。

やるとしたら、

怒りで返したり、

黙り込むことで表現したりしてた。


でも結局きちんと伝えられていなかったのだ。


傷ついたことを。



傷ついてることを見ないようにしていた。

感じないようにしていた。


周りとの軋轢を避けるために。

それも自分を守るためだったけど

でもそれこそが結局、自分を一番傷つけていたのではないか。


自分が相手からの非難を認めて

謝れば、

下に出れば、

相手は許してくれて(ってそもそもなんで許されないといけないのかわからんけど)

その後仲直りできて

普通に生活できて。




なんで?


なんで自分をこんなに下げないといけない?


そこまで悪いことしたか?


いや、ね、そりゃ怒られて仕方ないわって時はあるよ。


でも、今それそんな怒る必要ある??

っていう時に、ボディブローが地味に響いてくる。




自分が一番自分を傷つけてたんじゃないの?


周りもだけど、

周りより何より、

自分のことを一番守ってくれるはずの自分が

守ってくれてなかったんだよ。


そりゃ、傷つくよ。



この違和感は、

この苛立ちは、

この胸に刺さるとげとげの原因は、

相手じゃない、周りじゃない。


私を一番大事にしてくれるはずの、人に傷つけられてたからだ。




傷ついたなら、

傷ついたって言っていいんだよ。


仮に相手が怒ろうと、それは相手の問題。

そこにこちらが介入する必要はない。


伝えようきちんと。

自分の気持ちを。自分はどうしてほしいかを。


本心を伝えること。


そしてそれが、

自分を愛することにつながる。



私は傷つけられて良い存在ではない。


自分を守ろう。

自分の中にいる小さな自分を。


あなたは私が守る。

大事なあなたを。