昨日のレッスンで。。。

バッハのメヌエットを、音楽的に弾いてみよう!となった生徒の話です


前々から私は、音楽性はその時、そのときで磨かないと技術もつかないし、

育たないといい続け、此方にも書いてきました


やっと現実が見えて来ました


お母様がピアノを弾ける方です。

お子さんと合奏できるくらいきちんと弾けるくらいの実力はあるようです


音に対して、こういう風に弓を使おう。

まず、手本で音を聞いてもらう


「こう弾いてほしい。○チャンはこんな感じ。違い分かる?」

とまず聞いてもらう。勿論生徒の様な弾き方は出来ないので、こんなかんじを極端に弾くよ!ですが。。。


そして、横から手伝いながら、弾き方を言いつつ。

イメージを言う。


子供のVnでも表現が出来たことをお母様が喜んでくれた

本人も、あれ?なんか今までと違う? 先生みたい。。。


そんな風に受け止めくれ始めた。

嬉しいねぇ~


Vnのとりこに、おやこでなってくれました


だから、『大事なの、覚えてかえって。出来たね、こうすると音が滑らかに』

ちょこっとづつ、同じパッセージを彩っていく方法を伝えさせていく・・・


勿論直ぐにできないのは分かってるけど

手伝ってもらいながらでも、曲が華やかに、音が駆け上っていくさまを知ると、

難しい~って顔しながら、お遊戯も大嫌いな子が、まずは動きをつけないと

音が鳴らないから。。。も、どんどんクリアしていく


必要性をやっと体感したから、恥ずかしいことでなく、必要な動き=お遊戯弾き

となってくれました。

さて、来週どうなるかしらん♪


ただ、いえること。

親に欲が出てきた。

凄い大事なことだ。

ピアノでは絶対出来ない、こうしたいという限界が

Vnなら出るんだよ!っという話が、話でなく

自分のこととして解ったから♪


本人も、何かがスッと入ってきたみたい。

まだ、私のぬか喜びかもしれないが、

もしかしたら、ひと皮剥けてググ~ンと音楽性や表現力に目覚めるかも知れない。

勝手に喜んでるだけかも知れないけど

今まで言い続けて、音には反映されてなくても、こう弾こう!と伝え続けて、そして、

弾き続けて(私)


擦弦楽器ならではの表現力の魅力にとり憑かれたッポイ

嬉しいのでありました


本当に、たかだか一寸の弓の使い方で音が変わるの。

スピード感も

そういったのを、表現しやすい曲、音楽に出会ったときが勝負です。

まさに、勝負どころでした。

そこで、目覚めてくれた。これがとても大事なんだな~


スタートして3年もかかったけど

3年たってやっと1つ目のつぼみをつけてほころんできたのかな~って思うだけで

嬉しくなってしまいました。


大人の方は、頭でなんとかいけてしまう部分を子供は感性で身につけていく

そこのきっかけを見出せてよかったな~♪


嬉しかったこと

結構久々な喜びだったりして♪