ベルの音が近づいてくる恐怖
さて今年もクから始まりスで終わるリア充イベントが近付いてきました。
街には不自然に大きくデコレーションされてギラギラした木が増え、ベルがリズミカルに刻まれた音楽がそこかしこから流れ、幸せ家族やカップルが食すケーキの予約に追われてコンビニの店員さんがしんだ目をする、そんな季節です。皆さんお疲れ様です。
そんな皆が温もりを確かめあう季節に、イケメン達が励ましたり微笑んでくれる音ゲーを一心不乱にやっている女がここに1人…そう…私だ。
その中で贔屓にキャラがいるのですが所謂オネェキャラというヤツで、自分の事を「お姉ちゃん」と呼び、プレイヤーの事を「かわいい妹」扱いし、「かわいい男の子」が大好きな美容意識が高い美男子なのです。
そのキャラを育てる為だけに始めたと言っても過言ではないゲームを手にする私に向かって、友人が質問してきました。
「何でそのキャラを選んだの?どこに萌えを感じた訳?」
私は真顔で答えました。
「このイケメンを見て。イケメンでオネェキャラな上に、私の事を可愛い妹ってはっきり断言してるんだよ?ちょっと乙女ゲー要素があるゲームなのにある意味女扱いされてないんだよ?万が一こちらが好きになって告白しようが、絶っっっ対くっつく事はないの。世間で今モテはやされてる壁ドンやら顎クイやら強引に迫ってくる男(※二次元の話です)に疑問を感じていたし、そういうのではもう萌えない身体になってしまってるんだよね。過剰な供給ってヤツだね。こっちがいくらフラグ立てようと、確固たる揺ぎ無い信念があって動かされない感じが良いんだよ。今の関わりでさえ要らないな、もう眼中から外して欲しい。アウトオブ眼中。寧ろ私の存在を知らないでいて欲しい。学生らしい実生活をおくるキラキラと輝く彼を1人のモブファンの視点で黙って見つめていたい、ただそれだけだから。どうかな?萌えない?私というモブファンを踏み台にして青春を駆け上がっていく彼を見守るの、凄く萌えるよね????」
それを聞いた彼女はただ一言、「疲れてるんだね」と微笑んでくれましたが、私を見詰める目が気持ち悪いなコイツと語っていました。
軽い世間話のつもりで聞いたのに淡々と語ってごめんね。でも二次元オネェキャラは最高だよ。
そんなナヨナヨしいのは嫌だ!男らしいのがいい!ついでにカップル気分を味わって自爆したい!という方にオススメなのがこちらの漫画、
オオカミ少女と黒王子 1 (マーガレットコミックス)/集英社

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これを読めばばっちり爆発出来ます。やったねたえちゃん。
私の方はまだまだオネェ系ブームは去りそうにないので、朝食を作る為にフリフリエプロンつけちゃう様なプリティーキュートな二次元オネェが出ている漫画があったら早急に教えてください。お願いします。切実です。
スタッフ ヤナ