あくまでも人間です(上手い) | 世田谷のマンガ喫茶「ダンサン」

あくまでも人間です(上手い)

こんにちは。ちは。チワワ。チクワ。


チクワ・・・・・?

ということは・・・・・!?


本日この卑しい卑しいマンキツ店員めがご紹介させて頂きますのはこの漫画っ!!!!!!


新装版 デビルマン(1) (講談社漫画文庫 な 2-37)/永井 豪

¥800
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ちゅどーん


いや大分ふざけた出だしでしたが、ちょっと真面目にいろいろ知って欲しいんですよ。そう、このデビルマンという漫画について・・・・・

知って欲しいも何も、超有名じゃないかって?
確かにタイトル自体は超絶ファンタステッィックインペリアル有名ですが、僕のようにリアルタイムじゃなかった世代の人たちには原作って意外とちゃんと読まれてないんじゃないかと思いまして。

そもそもデビルマンってアニメと漫画が違う設定で同時進行っていうちょっと珍しい作品だったんです(最近でいうとエヴァやエウレカセブンなんかがそうですね)。


そもそもアニメの方はやはり子供向けだったこともあり、デビルの兄貴は


$~愛し美し日々~

こんな感じです。

端正な顔立ちですね///
でも原作(漫画)の方だと



$~愛し美し日々~

あ、兄貴ぃぃぃいいいいい!!そりゃゆうても悪魔様です。禍々しさが違います。


んでんで、僕らの世代的にはどっちかっていうとアニメでの印象の方が大きいんですよね。

「♪デビルアローは超音波 デビルイヤーは地獄耳 デビルウイングは空を飛び 
デビルビームは熱光線♪」 


なんて主題歌のフレーズも世代を超えて有名ですが、僕自身原作を読んで知ったように、これらの兄貴の必殺技は、

原作には一個も存在しないんです・・・・・。

なんかそれ知ったときはちょっとビックリしましたよね。一個も無いんかいぃいいいいいあれだけ歌でも推しとったやんんんん、みたいな。

ただやはりそれだけ差別化を図るだけあって、原作の内容は子供に見せるにはとてもショッキングな内容が多いです。

そもそも主人公が悪魔という発想自体画期的ですが、ただの勧善懲悪ではなく人間悪魔
狭間に揺れる主人公の葛藤を、グロテスクさや残酷さを交えた描写で表現されたことは、特に当時としては衝撃的だったんじゃないかと思います。

当店には文庫本全5巻が置いてありますが、非常に簡潔にまとめられていて素晴らしいです。
そのメッセージ性は何十年たった今でも色褪せることはありません・・・。

何が言いたい言うと、デビルマンっていうと意外と

「あぁあのヒーローモノのアニメのやつでしょ?」

ぐらいの印象の人が多いと思うんです!!(僕がそうだったように) そういう人にこそ是非読んで欲しい!デビルマァァァァァァァアアアン!!!


まぁこういう昔の漫画読んで改めて思うのは、

凄い凄いって言われてる作品って、・・・

やっぱ凄いんだなぁ。


っていう話です笑

ちなみに!ご存知かとは思われますが、これだけのビッグタイトルですからやはり実写映画化もされています。が!!それについてはあえてここでは触れておかないでおきます笑 その理由すら
ここでは触れておかないでおきます。もういっっっさい触れません。
「ちょっとくらい・・・さわってもいいんだよ・・・?///」って言われちゃうくらい触れません。

興味をもたれた方は調べてみて下さいね。

そしてまず原作を読みにダンサンに来ましょうね。そこ。そこ一番重要。

以上スタッフ渡部がお送りしました!!