うずまき
むしむししますね。
冷夏といわれていますが。
むしむししますね。
こんばんは。
むしむししますね。
ダンサンスタッフの神山です。
もう夏ですね。
夏といえば怪談
怪談といえば稲川淳二
と言われがちですが、過去にグッドデザイン賞を受賞していることや
80年代~90年代初期までリアクション芸人としての立ち位置を持っていたことは
僕のような20歳前後の世代には、意外にも知られていません。
特にブログとかでなんですが、「意外にも」という字を
「以外にも」と書き間違えしまう人の多さくらい意外。
あれってなんなんですかね
それは置いておいて
まあ、ダンサンには永久保の「生き人形」とかは置いてませんので
淳二つながりで
伊藤潤二の作品を紹介します
「うずまき」
アマゾン御大にはもう新品が無いみたい
中古だけ
ダンサン用賀店にはありますよ。
経堂店にはあるんでしたっけ?
で、この「うずまき」
海の近くにある黒渦町。
なんの変哲もないただの町だったはずなのに
ある日を境に突然異常な事が起きはじめる
初めはつむじ風が多く見られた
草木も水も土も渦を巻いた
そのうち人も狂い出した
ヒロインの周りで異様なことが起き始めた
ある人は渦におびえ
自分の指紋を切り取った
ある人は渦に異常までの神秘を感じ
渦のあるあらゆるモノを収集し
更には自らの身体でも渦を表現し出し
桶に渦を巻いて死んだ
火葬したら煙が渦を巻いていた
町中でおかしな事が起き始めた
黒渦町は次第に大きな渦に巻き込まれていく・・・
といったわけの分からない話です
ただ、ホラーなのに発想や展開が異常すぎて逆に笑ってしまうという
まさに僕好みのホラー漫画
まあ、グロテスクなんですけどね
日野日出志
楳図かずお
古賀新一
あたりをベースに
今っぽい漫画の感じがあるため入りやすく
そしてやはりユーモアさも忘れてません
完璧にギリギリを狙ってますね まさに羆落としですよ
そして伊藤作品の女性陣の以外な美貌ぶりは必見
富江だけじゃないんです富江だけじゃ
うずまきのヒロイン桐絵もいい感じです
ストーリー上、髪型が変わるのですがそれもいい
何か作者が桐絵を違う髪型でも描いてみたくなって
敢えて変えたんじゃないかと思いました
あと、桐絵の彼氏は秀一くんというのですが
なんか私の友人にとても似ているのです
秀一君だけずっと渦に違和感を感じていて
終始渦に警戒しているのですが
その様になんともわらってしまいます
そんなうずまき
気持ち悪いのとかニガテな人は読まないほうがいいと思いますが
そうでない人は読んでニヤニヤすればいいですよ
お前も間違ってんじゃんと思ったアナタはエライ
むしむししますね。
夏ですね。