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『かいもん』という横浜関内と銀座に店を構える不動産会社で働いていて、会社が10年目という節目になにかできないかなと思い、ブログを書くことに決めました。
定期的にアウトプットとして僕が日々感じてる事や、今後どんなことをしようとしているかなど、そんなことを綴っていこうと思っています。
ブログを書くにあたって、ビジネスの少しでもヒントになればいいな、なんてことも考えながら書いていきたいと思ってます。
メガネの『JINS』が『JINSMEME 』という製品をだしているのですが、これがすごくてですね。
ネットから引用
眼の動きを検知する3点式眼電位センサー(特許取得済み)と、体の動きをとらえる6軸センサーを搭載していて、JINS MEMEで検知された生体データをお使いのスマートフォンに送り、スマートフォン上でアプリをお楽しみいただけます。
ですって。
簡単にいうと眼鏡をかけるだけで、色々データがとれるってやつです。
最近眼鏡をかけだしたので、僕は恥ずかしながら『JINS MEME』を知りませんでした。
ジンズミームって読むみたいですよ(小声)
(普通ジンズメメって呼ぶだろ)
JINSは大量のデータを取ることで、人によって集中できる場所や環境が大きく異なることを明確にして、中でも面白いのが、会社で働く『95%』の社員はオフィスで集中できていないという結果が出たそうです。
人は何かに集中するには23分もかかるそうですが、現代人は11分間に1回は話しかけられたり、メールやラインが入る状況なので、集中する前に『いいですか?』の応酬で、その度に集中が落ちる。
そもそも集中できるまでの23分間が確保できないというわけです。
今のオフィスはコミュニティに寄りすぎているのだなと感じます。
考えてみれば僕も思いあたるのが、オフィスでなく、喫茶店やファミレスの方が仕事が進むので、きっと23分間集中する時間を確保していたのだと思います。
よくテレワークの方が作業効率が上がったなんて声も聞きますが、コミュニティをなくす事によって効率的になってるのかもしれませんね。
タイミングよく8月にかいもんは移転予定なので、集中できる個室を作った方がいいなと思いました。
ちなみにデスクの幅も95センチが一番集中できるらしいです。
(毎回いってるけど正解が溢れてますね。JINSすごい)
まぁ、こんな感じで友人にこの事を得意げに話してたら、友人が父の日のプレゼントで息子からスタバのギフト券がラインできたと喜んでいました。
僕は聞いた時に、よかったじゃんと思ったのと同時に違和感を感じてしまって。
なんでだろうと考えてたら、携帯にギフト券がとどくだけは少し寂しくないの?と。
友人も、紙とか形に残る物で貰った方が使わず持ってられるしいいよねと話していたのですが、これって解像度をあげると、スタバのコーヒーが嬉しいんじゃなくて、父の日にスタバのコーヒーをプレゼントできるぐらい『成長』したことを感じれて嬉しいんですよね。
(きっとそうだし、そんな顔してた)
『お手伝い券』でもなく『肩たたき券』でもなく『スタバ』がいいんですよ。
そしてできれば『成長』を感じた事の証明としてプレゼントを形で持っておきたいのに、デジタルギフトだと期限がきれちゃうし、どうしても『温かみ』が伝わりにくいなと。
ここら辺もっと掘り下げたいと思います。
今『Z世代』では簡単にギフトを送れることが盛り上がっているみたいで、勉強教えてくれてありがとうや誕生日おめでとうでサクッとデジタルギフトを送りあえることが日常になっているそうです。
※Z世代とは、1990年代後半から2000年代前半に生まれた世代のことです。「デジタルに慣れ親しんでいる」という特徴を持ちます。
タイミングよくNewsPicksでもデジタルギフトの特集が組まれてたので、僕勉強しました。
今海外では『Goody』というギフトアプリの勢いがあるそうです。
日本では『ラインギフト』や『giftee』とかが類似サービスになります。
サービス内容はほとんど一緒なのですが、唯一の違いは『Goody』はギフトの受け取り手が気に入らなかった時に、他のものに受け手が交換できるのが特徴です。
500円のスタバのクーポンを500円のサーティワンのクーポンに受け手側が変えれるってイメージです。
これは日本企業も秒速で真似したほうがいいサービスです。
相手の嗜好がわからなくても交換できるなら気軽に送れるというのは強いです。
例えるならお歳暮のビールをもらったらモルツがすきなのに、麒麟がきたら嬉しいけど落ち込みますよね。
(あくまで例えです。僕はアサヒ派です(笑))
プレゼントって相手が『喜ぶ』のが大前提ですし、相手が喜ぶサービスなら全力でやった方がいいですよね。
あと僕なりに今回のギフトビジネスを分解したいのですが、まず送る側はアプリダウンロードしないといけないようですが、受け側はアプリ不要ですし、気持ちを伝えたい時やお中元お歳暮ニーズや結婚式の引き出物としても需要はありそうですし、手軽に感謝も伝えられるので、今後もっと盛り上がっていくと思います。
このサービスって受け手がもし登録して『ログイン』が必要だったら全然流行らなかったと思いますし、『お手軽感』がウケてるのでしょう。
課題は先に述べた、『温かみ』だと思いますが、これも『NFT』でデジタルに温度が伝わるようになってきてるので、ここの課題もクリアされていくのでしょうし、デジタルギフトがスタンダードになっていくんだろうと思います。
※NFTはググってください。実際僕も深くは理解できてないので、改めて説明させてください。
ただ僕は、時代がデジタルにどれだけ流れでも触れれる強さはあるとおもっていて、かいもんでも『ギフト』をやりたいと思っているのですがそれは絶対に触れれるようにします。
例えば『仲介手数料』の無料券を『ギフト』にしたらどうなんだろうとか考えてます。
結婚祝いや両親住み替えなどでのプレゼントとしての需要はあるんじゃないかなと思ってます。
いろんな人に壁打ちしてると反応がよかったり悪かったりなので、これはやらなきゃわからないのでやると思います。
あとは、不動産のギフト券なので、すぐに使わないことも想定して、部屋や玄関に飾れるようなデザイン性のあるA4ぐらいのチケットにしたらインテリア需要もあって良さそうだなとかぼやっと考えています。
(額もセットにしちゃうとか)