『かいもん』という横浜関内と銀座に店を構える不動産会社で働いていて、会社が10年目という節目になにかできないかなと思い、ブログを書くことに決めました。
定期的にアウトプットとして僕が日々感じてる事や、今後どんなことをしようとしているかなど、そんなことを綴っていこうと思っています。
ブログを書くにあたって、ビジネスの少しでもヒントになればいいな、なんてことも考えながら書いていきたいと思ってます。
今回は教育について話したいと思います。
初めに言い訳から、毎回毎回、偉そうに話してますが、まず僕は何者でもなく、ただただ感じた事を書いているだけなので、TikTokで子供が遊んでるのを微笑みながら見てる感覚でお願いします。
最近社内で面白い事があって、新人の教育方針に関してリーダー同士ぶつかる事がありました。
一人はまだ入社したてなんだから、手取り足取りまずは教えてあげるという『しっかり派』と、一人の大人なんだから自分で色々聞いてこいという『放任派』です。
僕はどっちかというと『業務によってわける派』です。
以前のブログでどっちつかずの事はいわないと言っていたのに、早速どっちつかずを炸裂させてます。
(正解なんてないんです!)
でも、それだと納得しないと思うので、解像度あげて、納得してもらえるように話したいと思います。
個人的には7・3ぐらいで『放任派』になると思います。
『教育』に関しては職種によって大きく変わると思うのですが、対消費者であれば手取り足取り教えた方がいいと思っています。
失敗して覚えろというのはお客さんには関係なく、ただの迷惑です。
オンデーズの田中社長は、著書である『大きな嘘の木の下で』で失敗ありきは駄目だと提言してますね。
内容はもっと奥深いので、僕なんかが語るより是非購入して読んでみてください。
おすすめです。
(大好きでオンデーズでメガネデビューしました)
話を戻して、『しっかり教える』のと『放任』の僕の考え方としては、迷惑のかかり方が『外向き』か『内向き』かで分かれます。
今回の『外向き』『内向き』の定義は以下になります。
・『外向き』
お客さんや消費者が迷惑するケース。
BtoCのサービス。
※BtoCとは「Business to Consumer」の略であり、企業が商品やサービスを直接一般消費者に提供するビジネスモデルです。
・『内向き』
企業相手にしたサービスで自社に迷惑がかかるケース。
BtoBのサービス
※BtoBとは「Business to Business」の略であり、企業対企業で商品やサービスの取引を行うことを指します。
(結果的にはどっちも自社に迷惑はかかる・・・)
言語化するのかなり難しいのですが、頑張ります。
まずBtoCの場合ですね。
遠出でドライブスルーによって、ビッグマック買ったとします。
高速のって袋見たらフィレオフィッシュだったらどうですか
ビッグマック食べたいのにフィレオフィッシュですよ?ダブルチーズバーガーならまだしも!
このミスってたまらないんですよね。
(ナゲットのマスタードソース忘れられたら悲しくなるあの気持ちも同じです。)
ドライブのテンション駄々下がりです。
極端な例えですが、お客側からからしたら新人教育とか関係ないです。
なので、しっかり教育しないといけない。
企業側も怒ってくれてありがとうとはならないですし、原則あってはいけないのです。
BtoBだと企業間のやり取りなので、基本『挽回』できる事が多いんですよね。
かいもんであれば、いろんな不動産会社に
『なにか掘り出し物件ないですか?』
と、リノベーションして再販売する物件を探す営業をします。
企業間であれば結構『新人なんだな』と優しく接してくれますし、逆に叱ってくれてもありがたいです。
(逆に新人さんから営業されるパターンも全然ありますし、ミスされても僕はしょうがないなって思えます。)
企業間なら『挽回』できる事がと『共感』できる事が、比較的エンドユーザーに向けたサービスより多いと感じますし、最終的には会社が責任とりやすいんですよね。
(きっととりやすい!)
なので『挽回』と『共感』できるポイントがBtoBとBtoCの大きな違いだと思います。
大前提として、理解しとかなきゃいけないのは、ミスありきは絶対に駄目ですがミスは起こりますよね。
だったら出来る限りはやく経験させた方がいいと思っていますし、かいもんだと比較的ミスしても先方からはきっと俺もそうだったなという共感もしてもらい、ちょっと怒られるぐらいでそんなに迷惑はかけないんです。
(新人さんかどうかって、少し話せばわかりますよね。)
ただかいもんでも、物件を預かるオーナーに対する営業は180度かわり、手取り足取りです。
BtoCのところですね。
しっかり教育して、徹底したロープレや知識を入れ込んで、ミスの可能性を限りなくゼロの状態まで仕上ないと、オーナー営業はできませんし、させません。
研修もつきっきりです。
なので、オーナー営業できるのはかいもんだと3人しかいません。
経験豊富で税金関係もほぼ答えられますし、100%納得してもらい付き合ってもらいます。
(少数精鋭って他社から言われてるらしく、かっこいいので個人的にはアピールしたいところです)
#少数精鋭部隊かいもん
デメリットは新人が育ちにくいシステムなので、そこが今のかいもんの課題です。
経験者でも宅建の資格がないと営業できないので、かいもんのエンドユーザーに向けた営業はハードルが高いんです。
(何千万のローンを組んだ家を適当な説明をして、任せてもらうのは駄目だよねというプロ魂』
ざっくりまとめると、個人に商品提案してミスするのと、企業に提案しにいって失敗するのってどっちが迷惑なのかとシンプルに考えてます。
たまたまかいもんではそうであって取引内容や商品など、取引の大きさによってわかれるでしょうけど、比較的企業間は上司なり会社で挽回できるケースが多いと思っています。
今回の案件は正解はどっちかではないですし、僕は正直どっちでもいいと思っていて、何より大切にしなくてはいけないのは、部下は上司を選べないので、どんな形にせよ『責任』をもって教育しなくてはいけないと思っています。
松下幸之助の秘書を23年経験して、松下哲学、松下経営の伝承者と言われてる『江口克彦』さんの著書『上司力20』の中で印象的なのが、部下の背中を見るだけで、部下の浮き沈みがわかると言ってました。
その秘訣は部下をよく『見る』事らしいです。
(これもうろ覚えです、僕の時はKindleで無料だったので是非!)
『見る』という行為は実際に意識してやるとなかなか大変で、忍耐も必要だったりしますが、意識すると、今まで見えなかった景色がみえてきて『声がけしてるな』『改善しようとしてるな』とか日々の仕事としてはあたりまえの事なのですが、今まで見えていなかったものが見えてきます。
『あたりまえ』に感謝できますし、実際に下の子達の元気がないなと思えばラインなりで大丈夫かと連絡もしますし、感謝も恥ずかしがらず伝えれるようになりました。
なにより、彼らの事を理解しよう、したいと思えるようになりました。
組織に属せば、部下であったり上司にもなったりと色んな立場に置かれますが、かいもんであれば新人に関しては色々チャレンジして失敗して欲しいですし、上司はその過程をしっかり『見る』ということを意識してほしいなとは思います。
『失敗』にかんしてロンドンブーツの田村淳さんは
『失敗の数はチャンスの数』とclimbersの中で言っていて素敵だなと思いました。
少しそれましたが『見る』と意識するだけで、自分への見返り半端ないのでおすすめです。
最後にまとめますね。
どっちつかずは、せっかくここまで読んでくれたあなたに悪いですし、何より僕のプライドが許さないので、しっかり落とします。
『しっかり派』か『放任派』どちらか選べと言われたら選べません!
(どっちも正解だし)
なので新しい派閥をつくらせてもらいます。
その名も
『星明子派』です。
(ジェネレーションギャップの人はほっときます。)
僕は星飛雄馬の姉さん『星明子派』と胸を張っていいます。
木の影から、いつも飛雄馬を『見て』涙を流しながら『飛雄馬頑張れ』と応援してる、そして最後には弟のライバルである『花形満』と結婚してしまう最高の女性です。
そんな上司でありたいなと。
しっかり納得してもらったと思うので、以上です!
(クレームはうけつけません)