"RBproject Sound director's diary" -29ページ目

"RBproject Sound director's diary"

RBプロジェクトがお贈りするオーディオドラマの音響監督・前田大介が綴る制作日誌!! http://rb0831.com/

まずは、配信が遅れた事、お詫びいたします。
サーバーダウンまでは行きませんでしたが、データの容量のせいもあり、明け方頃の配信となってしまいました。
夜遅くまで待っててくれた皆さんに、お詫びと感謝を申し上げます。

対策として、データの圧縮率を若干上げてます。
ですが、音質には殆ど影響ありません。
ご安心下さい。


さて、15章如何でしたでしょうか??



今回、雨は降りませんでした。。。。



製作中、いつも思うのは、


こんなにも素晴らしい脚本を、駄作にしてはならない。

作品の世界に引き込まなくてはならない。

リスナー(役者&スタッフも含めて)の想像の域を超えなければならない。

芝居を殺してはならない。

作者の表現力を生かさなくてはいけない。

妥協してはいけない。

出し切らなければならない。

アイディアを絶やさぬ事。

想像力を具現化する事。

インスピレーションを信じる事。
こだわらない事。

木を見て森を見ず
にならない事。

全体のバランスを考える。

シーンに合ったバランスを考える。

間を操る。

メリハリを付ける。

細かい描写を練る。

時にはデフォルメする。

自然か不自然かジャッジする。

違和感を見逃さない。

完璧を求める。

完璧を目指す。

でも、不完全さが時には生々しい。



音と向き合う。


脚本と向き合う。


人間と向き合う。


自分と向き合う。








って、



全部出来たら神だねw





15章制作の反動で、16章制作のテンションが(-.-;)


15章、最終回でもいいテンションでやったからねw





果たしてどうなるのか!!!??





お楽しみにパー
今晩、15章が配信されます。



44分あります。
RB史上最長で、自身の制作した中でも、最長です。



なぜ長いのか・・・!!??


「起承転結」の「承」の結末であり、私的には第1部・完と銘打ってもいいかと思ってます!!

テンション的には最終章と並びますね。

最終章の方が凄いけどw





15章・・・。
これを聴いて何も感じない人はいないと思います。


果たして、フィオン達はワーテルンを、ルーリンデを取り戻す事が出来るのか!!?




長いですが、あっと言う間です。
今 日本で1番面白いサウンドドラマです(渡辺談)



ご期待下さいm(._.)m


そろそろやってもいいかなぁと思ってたんで・・・。
続くかどうかはわかりませんけどね(笑)


では始めます!!


「音響的実況解説その1」


第1章「紅蓮の夜」



「ケルティックダンス」
この作品が産声を上げる最初の楽曲。
当初はもっとはかない感じのイメージでした。ですが神々しいイメージのこの楽曲と出会い、全て繋がった感じがして、、、。
アイリッシュっぽい雰囲気がありますね。北欧っぽいというか。
二人の掛け合いも微妙にバランスをずらしたり小細工入れてます。
「火」とかちょっと後ろにしてるし(笑)


そして「プラーナの風車」
タイトルがいいですね。
プラーナ・・・・。
サンスクリットで呼吸とか息吹って意味です。
神から分け与えられた、生命・霊なんて意味もあるみたいです。
霊的な用語。オーラの別称として使われる事もあるみたいですね。生命の風車。。。
壮大ではかない。
この作品にピッタリな楽曲だと思います。


曲を選ぶ時、雰囲気やイメージは勿論、タイトルもセンスが問われますから、注意して選曲してます。ダサいタイトルじゃ、格好付かないですし。
二人の「生まれた」から「プラーナの風車」の入り。試行錯誤の結果!!・・・ではないです(笑)
だって、このタイミングしかないでしょ??
エヴェレット領と丘が見えますね。
そして趣のある屋敷。
中世のお城も見えたり。


フィオンの筆の音。
実音です。録音しました(笑)
それと細かくてわからないですが、複数音を交ぜてます。
ちょっと水付けすぎかな??水彩画。



「Lady of the lake」
ステラが「時間」の話をしてます。神話、神々の雰囲気で選曲しました。



使用人が薪を割ってます。
収録時は藁とか運んでるイメージでした(笑)
薪のが解りやすかったのでねw


「I wish piano.Ver」
この時まだ「stella」というタイトルでした。


「no title1」
貴族のイメージ。
優雅ですね。

「no title2」
不穏な音楽。↑曲との繋ぎが上手く行きましたw
この曲は結構長くて、色んな情景が1曲にまとめられてます。
梟がいい雰囲気出してます。


「no title2」
↑と同じ楽曲ですね。
イアンの言葉で雰囲気が一変します。


「Prints of whales」
ホラーっぽいですね。
ドア開ける時に煽ってます。


「no title3」
ホラー2です。
とにかく不穏な空気に。


「ディープ ダンジョン」
キーワードは「選択」です。
魔女のテーマとして当初選曲しました。


イアンの剣。パンニングで小細工してますね。


「メルカバー」
神の戦車・神の玉座いう意味です。やはり「神」という言葉がw
悪のテーマでもありますが。闘いのシーンでも使いますね。



ペンダントが発動!!
聴く人によってイメージが違うのでは??
皆さんは頭の中でどんな映像が流れましたか??
光と波動が同時に迫るイメージ。


「Honey Breath 」
楽曲の冒頭パート。
実はこの時、ここまでしか仕上がってませんでしたw



「I wish」
当初「stella」というタイトルを私の独断で「I wish」にしましたw
歌詞はヴォーカルのAIさんが持ってきたのを、スタジオで練り込みました。歌詞の響きがいいですね。
最初のアレンジはもっとバンドサウンドでした。
作曲のKAZさんピアノも上手いですね。
美しくて切ないイメージ。
異国のイメージ。
作品をより悲しげに彩ってくれました。
デモ聴いた時、アイドルっぽく聴こえて少々不安でしたが、歌乗せたら一変しました。
さすがです!!
世界平和を願いつつ、迷い、答えを探す。
この歌詞の意味が終盤になるにつれて大きな意味を含んで行きます。
ステラ視線で描かれた楽曲です。
歌詞はMIRACLE☆DAYSさんのHPで見れます。




楽曲ってとても重要なポジションだと思ってます。
映画やTVドラマよりも、その占めるポテンシャルは高いと思ってます。
作品を彩り、情景を描き、時には言葉を紡ぐ。



そりゃ50曲も使うよな~


第1章:使用楽曲・12曲