SMILEといえばブライアン。そして「キリングジョーク」もブライアンと言っても過言ではないのだ! | コトブキヤ 映画アメコミ雑貨blog「キカクガイ」

SMILEといえばブライアン。そして「キリングジョーク」もブライアンと言っても過言ではないのだ!

こんにちは。営業の山下です。
ここのところ連投していたコミコンネタは少しお休みをしてですね。
(今までのNYCC関連はこちらから!)

もう一回詳しくご紹介しましょう。
アメコミ名作シリーズ「ARTFX ジョーカー -THE KILLING JOKE-」を・・・!

何故なら、まだまだ語り足りないから!
しつこくいきますよ!

さて、ここでは開発裏話をお届けしましょう!
その前に、この作品についての説明を簡単に。
実を言うと、これって非常に無駄なく簡潔に短く語られる為、あらすじが非常に書きにくい作品だったりします。

■ジョーカーは如何にしてジョーカーになったか?
過去、ジョーカーを生み出した哀しい事件と、
現在のゴッサム・シティでジョーカーが起こした卑劣極まりない狂気の犯罪。
そしてそれに対峙するバットマンの、更なる狂気をも描いた衝撃的な内容です。

例によって、中学生時代の僕は、年に1回くらいの東京家族旅行の合間に単独行動を申し出まして、下北沢にあったアメコミショップで原書で手に入れ貪る様に読んだのですが、端正な絵柄とお話が短いこともあって、片や「な、なにこれ!?」とアイがダットになった「ダークナイト リターンズ」のときと違って、この本はすんなり理解できました。
(ラストシーンを除いては・・・ここは翻訳を見て、初めてスゲエ!と思いました)

そんな思い入れたっぷりの本作なのですが、思い入れがあるのは勿論僕だけじゃなくって、多くのアメコミキッズの心のベストテンには高順位でランキングされている筈ですよね!?
コミコンでも、ほとんどの人がこの作品の読者であることに驚かされました。

象徴的なのがキャメラを構え、「SMILE!」と囁くジョーカーのどアップのカバーアートです。
 
※画像は小プロさんから発売中の『バットマン:キリングジョーク 完全版』

読み終えてからは、いったいどこまで鬼畜なシチュエーションなのかと眩暈を覚えたものです。
(正確には劇中では衣装が違うので“あの”シーンではないのですが)

これだけ有名&いかしたカバーアートなのになぜフィギュア化されていないのか?
それはズバリ「顔アップだけだから作れないんじゃないか?」
と思ってはいたのですが・・・

はて。
だったら全身を描いちゃえばありなのかな?

と思って描いてみました!
じゃーん!


台座周りのアイディアは実はあのダンテ・カーヴァーさんからいただきました!
「ここ、ダイナマイトが良くね?」って。

※当初はプレゼントBOXを踏み潰しているジョーカーのみで、足元の小男も存在していませんでした。

このイラストを元に、前回、
『ARTFX バットマン ダークナイト リターンズ-HUNT THE DARK KNIGHT-』こちら!


で良い仕事をしてくれた阿部氏が原型を作ってくれたんです!!

★貴重な製作途中の原型↓

おお!いいじゃん!素敵じゃん!このまま進めようよ!

で、出来上がった塗装見本がこちらです。気持ち悪いぞ!
全身!
 

横!
 

横!
 

顔アップ!
 
※心霊画像ではありません。


斜め斜交い!ドドド、ドクトクだなぁ~

〇〇の顔アップ!
 
でですよ。
もっとすごいのはここからですよ!
なんと、この〇〇の足元のスポットライトが光るんですよコレ!
しかもモーションセンサーで・・・。
つまり、暗闇でも人の動きを感知して光る訳です。

このギミック試作が届いたときはですね、開発担当と企画担当と会議室を暗くしまして、

ライトアップ!
 
 
キャー。

ライトアップ!
 

ギャー。

ライトアップ!


うわうわうわうわ。と、ライトの角度で変わるジョーカーや〇〇の表情が飽きずにずっと眺めていられます!

気が付くと延々と繰り返して、1時間近く遊んでしまいました!

総務の皆さんすいません!!

このジョーカー、今月30日火曜日からメーカー受注開始の予定です。
皆様、首とアゴを長くしてお待ちください!

また、その前24日発売のフィギュア王様でも見開きで特集予定!
いろんな角度からの写真も掲載いただいておりますので、マストバイですよ!
HA HA HA HA HA HA HA HA HA HA !
TM & © DC Comics. (s12)