3.高速道路に向かって
暖気運転継続中に車庫のシャッターを閉め、再度運転席へ。 水温計の針は40℃ラインを越え、80℃ラインへと近づいている。
さあ、いよいよドライビングステージだ。 アクセルをゆっくりと踏み、エンジン火入れ後の音と同様のドッ、ドッ、ド、ド、ド、ドドドドを聞きながら車はスタート。水平対向ボクサーエンジンが回る。
道路へ出、ゆっくりと走りながら、水温計の針が更に80℃付近へ移動するのをじっと我慢。 ゆっくり走るポルシェに大型トラック、ダンプカー等が迫って来るが、村中でもあり常識的な速度でもあることから、私はポルシェの水温計を確認しつつ、じっと我慢の速度(エンジン回転)をキープ。 村を出るころ、水温計はようやく80℃ラインへ到達。
さあ、いよいよ、アクセルをぐぐっと踏める本格走行ステージだ!!
4.本格走行ステージ
1)高速道路に入る前に、いつものコンビニに車を止めいつものブラックコーヒーを買い、所定のベンチに腰をおろしコーヒーを飲む。
目に入るポルシェのリヤ斜め横の曲線に魅入る。 さあ、コーヒーを飲み終わった。いよいよ高速へ。
助走路を走りながら本線(走行車線)の後方をバックミラーで確認。 スペースが空いたので一気にアクセルオン。 もう一台の趣味車メルセデスベンツR129とは全く異なるボクサーサウンドで一気に加速、本線へ。
2)前方に走行車が迫る。 これをパスするため追い越し車線へ移動。追い越し車線はそうそう車もいないのに、いつものようにファミリーカーがゆっくりと走っている。
こちらも暫くゆっくりとファミリーカーを追走していると、ようやく後ろに気がついたのか、左へのシグナルランプを点けて走行車線へ移動する。 ポルシェは前が空いたのを待ち、一気にアクセルオン。 ボクサーサウンドを奏でながらの凄まじい加速。速度計は危なくて見ることが出来ない。前方から目を離すことができないのだ。
合法速度+αの常識速度域だとは思うが・・・
3) またまた前方追い越し車線をファミリーカーが2~3台連なってゆっくりと走行中。 こんな場合、中型以上の乗用車、SUVの類は後ろのポルシェに気がついて走行車線に戻るが、後ろも気にせず追い越し車線を走り続けるのは、1.5L迄の乗用車とミニバンの類。具体的車種名は伏せるが、まるでマイウエイのように走行する。
また、ハイブリッドカーも始末が悪いドライバーが多い。 燃費記録を更新しようとしているのか、ひたすら追い越し車線を一定速度で走る。 止めて欲しい。
とにかくひたすら我慢に徹し走行していると、まあいくら何でもようやく走行車線に移動する気配。 前が空くやいなやアクセルオンして一気にパス。
1秒、2秒走ってバックミラーを見ると、もうファミリー軍団、ハイブリッド車は遙か後方。
4)前方は上り坂、またまたポルシェの本領発揮のシチュエーション。アクセルオンでボクサーサウンドを奏でながら一気に加速。 この加速はどこまで続くのか、残念ながら日本国内では試すことはできない。それを確認するには合法の世界を超える必要がある。 お金を払ってサーキットへ行くしかない。
そろそろパーキングエリアで小休止。 友人の同類スポーツカーやスーパーカーが停まっていればなお良いのだが・・・期待を胸に。
5.パーキングエリア
パーキングエリアを示す標識が見えてきた。 後方の安全を確認して減速し、最左端に移動する。 パーキングエリアへの進入路に入り、更に減速してパーキングエリアへ。 最適な停止場所を探す。 車の出入り、人の移動が少ない場所を選んで停止。
この際、観光バスやトラックから降りた人たちが、歩いてショップへ行く歩行ゾーンの脇、近くには、絶対に停めてはいけない。 そこに停めようものなら、ポルシェの側面につくであろうひっかき傷を覚悟しないといけない。 それにしても、器用にひっかき傷をつける人がいるものである。一瞬の技(爆)。またこれが深い(泣)。修理に出すはめになる。
停止直後、まず最初にやるべきことはエンジンフードを開け放ち、エンジン熱の放熱を行うことである。 走り終えた直後のスポーツエンジンの熱は尋常ではなく、放熱を怠るとゴムパーツ、樹脂パーツ、ワイヤーハーネス等の劣化が早くなる。
特にポルシェのボクサーエンジンの場合、エンジン左右のフェンダー内に熱源となるエグゾーストマフラーが鎮座しており、異常な熱となる。
(続く)