本書は「強迫性障害」を持つ夫と23年間暮らし
夫の「強迫性障害」に巻き込まれ、毎日のように
大喧嘩を繰り返しどん底の15年間を乗り越え
どのように夫婦円満になり、
幸せになったかを綴った妻の体験記です。
「強迫性障害」は鍵をかけたかどうかなど、
日常生活に対して、強い不安や嫌悪感を感じ
それらを軽減するために強迫的に確認する、
数える、物を整える、手を洗うなど強迫的に行動をし
「やめたくても、やめることができない」
生活に支障が出る病気です。
強迫性障害を持つ家族の正しい対応方法は、
強迫行為に対して「基本無視」をしなければなりません。
しかし「強迫性障害の夫」を持つ著者の妻は、
強迫に巻き込まれ、病気は一進一退。
15年以上バトルを繰り返し絶望する日々を送っていました。
その後、妻は「ある事」を決め、
人生を180度方向転換すると
奇跡的に夫婦は和解し、
同時に夫の「強迫性障害」も改善していったのです。
この本は妻の実体験をもとに
「強迫性障害」と気付いてからの夫婦の歩み、
病院探し、行動療法を受けた体験談。
「強迫性障害」の家族の対応の失敗の実例や対策。
強迫の巻き込みからどのように脱却したか?
夫の「強迫性障害」がありながらも幸せに生きるヒントなど
「強迫性障害」の当事者、家族、
そして人生を模索している人、
夫婦仲を改善したい方にも役立つ珠玉の一冊です。
【目次】
プロローグ
第1章 夫が強迫性障害と気づいてからの夫婦の歩み
●夫と出会い、強迫性障害と判明して
●先生達との出会い 集団「行動療法」を受ける
●絶望を克服する為にブログを書き始める
●強迫の巻き込みから脱却!鬼嫁になる
第2章 強迫性障害の治療の体験や家族の対応
●夫の強迫性障害の症状
●病院選びについて
●薬は飲む?飲まない問題
●行動療法を受けた体験
●家族のサポートについて
●症状が緩和した3つの方法を紹介
「アロマセラピー」
「睡眠」と「瞑想」
「腸活」
第3章 家族の対応、失敗実例と対策
●一番悩まされた強迫モード
●聞き方や傾聴は要注意
●刑事のように強迫の症状を見張る
●ハマっている時にとめたら火に油
●相手の状況に一喜一憂
第4章 強迫性障害の巻き込みから自由へ
●どうしても怒りをコントロールできない時の対処法
●相手を変えられない大原則
●距離感、他人軸と自分軸
●ちゃんと良い妻、良い母を卒業する
●被害者意識を手放す
第5章 夫に強迫性障害があっても私は幸せ!
●アダルトチルドレンと気づいた後の奇跡
●すぐできる3つの「開運行動」
1、口癖を「すみません」から「ありがとう」に変える
2、呼吸を意識する
3、遊ぶこと
●未来へ 奇跡を信じる
エピローグ