住人その6～箱入り娘

今一緒に生活している住人の中で、

最も手のかかるヤツ

そんな彼らのお住まい拝見。



彼らは特に水が苦手。

そんなこともあって、
お部屋には赤玉土を入れた後、湿らせたミズゴケを敷くだけにして落ち葉をのせています。
（水浴び用のシャーレと割った植木鉢のシェルターも添えておこう♪）

さて、そんな彼らの名は…





















アズマヒキガエル


この容姿、そしてあの大きなサイズゆえに、カエル初心者からは結構なまでの嫌われ者。

正面から見るとこんなん。
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…よく見るといい顔してますね、お兄さん
（カエルファンからの人気度は高い！というデータもあるほど、コアなファンたちには人気）



同僚の家の庭に棲みついたペアがいて、
ここ数年、３月になると産卵するので、その卵を少しいただいてくる。

今年で３度目の挑戦になるが、維持するのがどうも難しい。


卵から孵してカエルにするまでは簡単なんだけど…
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（卵から孵るとこんな恐ろしい光景に）

これを放っておくと、



こうなる

ただこの先が厄介で、ガクンと数が減る。
ちょっと環境が合わないと一気に消えてしまうことも。



なぜかというと、このヒキガエルってカエルは…


上陸したてはこんなに小さい
（この写真は今日撮ったものだから、これでもかなり大きくなったほう）


日本在来のカエルの中では最大級のヒキガエルが、はじめはこんなに小さいカエルだということを知らない人は多いようだ。

この小ささでカエルになってしまうため、エサのサイズ違いやちょっとした環境の悪化で、
あっという間にみんな☆になってしまう。（共食いもするしね）


この子たちのためにコオロギを繁殖させているといっても過言ではない(^_^;)


はじめにいた100匹以上の子ガエルたちも、いまや３匹…


我が家の箱入り娘として、

今年こそ、なんとしても手のひらサイズのヒキガエルにしてみせるぞ